内容説明
ビジュアル年表で新旧スター品種たちの美味しい歴史がまわるわかり。約194品種。
目次
1章 野菜編(エダマメ;カブ;カボチャ;キャベツ;キュウリ ほか)
2章 果物編(イチゴ;カキ;カンキツ;サクランボ;スイカ ほか)
著者等紹介
竹下大学[タケシタダイガク]
品種ナビゲーター。東京都生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社。新規事業としてゼロから花の育種プログラムを立ち上げ、プロジェクト中止の決定を乗り越えて同社アグリバイオ事業随一の高収益ビジネスモデルを確立。国内外で130品種を商品化。2004年には、All‐America Selectionsが北米の園芸産業発展に貢献した育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に、世界でただひとり選ばれる。現在は、植物・食文化・イノベーション・人材育成・健康の切り口から、様々な情報発信やセミナー等を行う。技術士(農業部門)、J.S.A.ソムリエ、NPO法人テクノ未来塾会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
66
以前読んだ著者の本が面白かったので、期待大でページを捲り、写真多めで文章少なく物足りないかも、と危惧したが完全に杞憂、今年のマイベスト本ってくらい良かった。品種についての解説だけでなく「2001年だだちゃ豆がTVCMに登場」とか、農作物の文化背景が押さえられているのが楽しくて、まるで久々に地元の友達と会って懐かしい話で盛り上がるようである。しかも今も食卓でお馴染みのラインナップだから、過去を懐かしみ悲しくなることはない、「あいつ今も元気でやってるよ」が約束された思い出話。食欲刺激系なので空腹時は悶絶する。2022/11/12
よこたん
34
“国内野菜の生産量トップ3は用途の広いキャベツ、タマネギ、ダイコン。” 2014年からずっと1位を走り続けるのはキャベツ。産地は見ても品種なんてあまり気にしていなかった。果物はわりと品種を気にして求めていることに気づく。ふじ(りんご)、富有柿、白鳳(桃)を選ぶし。日本で食べられてきた野菜果物の歴史に、へぇ〜の連続。白菜が日本で広まったのは20世紀になってからとは。江戸時代の人は白菜をほぼ知らなかったのね。ずっと昔からいた雰囲気なのに、意外と新入生だったね。売り場に行ったら、もっとキョロキョロしてみよう。2024/01/15
あじ
30
待ち遠しい春の菜園開きに向け、冬はプランニングに勤しむ楽しみがあります。特に私は品種に拘りを持ち伝統野菜からF1種、更には種取りをして毎年更新する特別な品種を持っています。本書では各野菜と果物の経歴を2ページにまとめ、スター品種とその他注目の品種を紹介。また“それ”にまつわる年表が小さくあって、玉ねぎならば黒柳さんの玉ねぎヘアーや爆風の楽曲に触れていたりもします。植物は原産地に近い条件で栽培するのが良いと言われます。斜度30度で栽培されるカブがあると知り、俄然興味わくわく実現できるかしら?2023/01/06
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
14
野菜や果物についてのトリビアがいっぱい。日本にいつ伝わったのか、どのように改良されてそれが消費者にどんな恩恵をもたらしたのか。品種改良への情熱がとにかくすごいですね。2025/03/31
Good Tomorrow
6
人気野菜17種(枝豆・カブ・南瓜・キャベツ・胡瓜・薩さつま芋・馬鈴薯・大根・玉葱・トウモロコシ・トマト・茄子・人参・ネギ・白菜・ピーマン・レタス)、果物10種(イチゴ・柿・柑橘・サクランボ・スイカ・梨・ブドウ・メロン・桃・リンゴ)の歴史、旬の時期、収穫量の産地ベスト3、品種、食味マップ、栄養効果など、眺めていて楽しい一冊✨食べてみたい、育ててみたいものがたくさん。2022/12/31
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