内容説明
人はなぜ戦国時代に心ひかれるのか?戦時の兜・鎧・武器から平時の服装、茶器などの持ち物、城、人生を賭けた合戦までを完全図解。
目次
1章 戦国の幕開けから群雄割拠の時代へ(永禄年間(1558‐1570)諸大名の勢力範囲
北条早雲 ほか)
2章 天下布武へ向けた諸大名の戦い(元亀・天正年間前期(1570‐1582)諸大名の勢力範囲
織田信長 ほか)
3章 覇権継承から天下統一へ(天正年間後期(1582‐1592)諸大名の勢力範囲
豊臣(羽柴)秀吉 ほか)
4章 戦国の終わりから太平の世へ(文禄・慶長・元和年間(1592‐1624)諸大名の勢力範囲
徳川家康 ほか)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年東京に生まれる。東京大学・大学院で中世史を専攻。石井進、五味文彦に師事する。専門は日本中世政治史、および史科学。東京大学史料編纂所に勤務し、『大日本史料』の編纂に携わる。文学博士、教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ナイスネイチャ
142
図書館本。ほぼ斜め読み。主要な武将は居城や合戦など図解入りで分かりやすかったです。2015/11/27
にぼしいわしそっくりおじさん・寺
48
書店で見かけて気になっていた戦国武将図鑑。図書館で拝見。絵画史料や写真は皆無だが、穏やかに上手い絵で武将の鎧兜姿、普段の姿、居城、有名な合戦を見せてくれる。その絵に豆知識を書き加えてあり、飽きずに眺められる。『歴史人』等のCGで再現したものよりも、簡素な絵である分、その城の全容に素直に驚ける。リアリティーという装飾がいかに素朴な感動を邪魔しているかとさえ思う。六角義賢みたいな武将も出るし、近頃の説にも触れる。毛利贔屓の私も、輝元が眼鏡の愛用者だった事や、安国寺恵瓊の頭がデカかった事は知らなかった。お勧め。2015/12/09
やどかり
22
子供向けかな?内容はちょっと物足りなかった。最初に書かれた戦国時代とは、という章を読むと、どのように室町時代から戦国時代へ移行していったのかよくわかる。家紋や兜が載っていておもしろいし、人物相関図や武将力という円グラフがあり、人望がなかったかーとか武力はあっても知力が欠けていたのかーなんて、思いながら見るのがまたおもしろかった。2016/08/25
assam2005
18
先日読んだ「超訳 戦国武将図鑑」と登場人物が重なるのだが、こちらは絵や表を見せて説明。武将力の表現に「経済力、武力、統率力、知力、財力、人望」の6点で評価。なかなか全てを兼ね揃えた人物は見当たらず、一人ほぼ全てを兼ね揃えた人物に驚いた。晩年のトチ狂った政策以外は、ああそういうウラがあったのね、と。少々美化しすぎな点は随所にあるが、初心者にはちょうど良かった。逆に一番評価が低い人物も納得。…財力だけはあったのね…。どちらも大きく歴史を動かした人物。この二人の関係が何とも皮肉。(苦笑)2018/09/08
ばっか殿すん
17
簡単でわかりやすい。うっきうきしちゃう。2016/02/24