内容説明
軍縮条約明けに向けて日本海軍は秘策を推進した。戦艦扶桑と山城を装甲空母に改造、さらに金剛型四隻は装甲を強化して巡洋戦艦から高速戦艦に改造。高速戦艦八隻、大型空母八隻による新しい八八艦隊の保有を目論む…。昭和16年12月2日、台湾に集結していた日本海軍第一特別機動部隊に「ニイタカヤマノボレ」の命令が届く。連合国を相手に開戦を決意した日本は12月8日、マレー半島に上陸、同時にフィリピンのスービック基地にも空襲を敢行して戦艦メリーランドを激沈。小沢司令長官は、逃げた戦艦コロラドとシンガポールにいたはずのイギリスZ艦隊の行方を追う…。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道生まれ。幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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