内容説明
ワシントン海軍軍縮条約が1922年2月に成立。日本はすでに完成していた扶桑・山城・伊勢・日向・長門の5戦艦と金剛・榛名・比叡・霧島の4巡洋戦艦の保有が了承された。問題はほぼ完成していた戦艦陸奥だが、これも認められ、他に加賀・土佐の2戦艦、天城・赤城の2巡洋戦艦の建造が認められた。これにより日本海軍の主力艦は八八艦隊から八六艦隊へと軌道修正された…。昭和15年6月、陛下も臨席の海軍大演習が実施されようとしていた。第一艦隊旗艦・戦艦土佐に乗る井上成美中将に米軍戦闘機と陸攻が衝突したとの報が届く…。日米両艦隊の壮絶なる激突を描く新シリーズの開幕。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道生まれ。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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