角川文庫<br> 火の杯

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角川文庫
火の杯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041143131
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本屈指の財閥・御池家の御曹司に生まれた康彦は、出生に関する秘密を抱え、不遇な青春時代を過ごしていた。敗戦後、GHQの財閥解体によって、御池家は存続の危機を迎える。時を同じくして、お抱え運転手の娘・夏子のもとには、怪しげな男が現れるようになっていた。彼女は康彦の亡父が遺した莫大な遺産に関する重要な情報を握っているというが……。没落の際に立つ上流階級たちの欺きあいを描いた、戦後サスペンス。

内容説明

日本屈指の財閥・御池家の御曹司として生まれた康彦は、出生に関する秘密を抱え、不遇な青春時代を過ごしていた。敗戦後、連合軍の財閥解体によって、御池家は存続の危機を迎える。一方、お抱え運転手の娘・夏子のもとには、戦争中から怪しげな男が現れるようになっていた。夏子が康彦の亡父の遺した遺産に関する重要な情報を握っているらしいが…。没落の際に立つ上流階級たちの欺きあいを描いた、戦後サスペンス。

著者等紹介

山本周五郎[ヤマモトシュウゴロウ]
1903年、山梨県生まれ。横浜市西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。関東大震災後、復職せずに文学修行に努める。29年、「少女世界」に童話や少女小説を発表する。43年、『日本婦道記』が第17回直木賞の候補に推されるが辞退。59年、『樅ノ木は残った』が第13回毎日出版文化賞に選ばれるが受賞を固辞。61年、『青ベか物語』が第19回文藝春秋読者賞に推されたが辞退。67年2月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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じいじ

69
いつもの読み慣れた山周小説と違う感触である。そのいちばんのワケはすぐに分かった。これまでの山周小説には登場しなかったハイ・ソサエティな財閥の御曹司が主人公だからである。日本はこの敗戦でアメリカなどの連合軍による「財閥解体」の危機を迎えることに…。今作では小説家・山木周五郎の名で、作中にヒロインの相談相手をするオマケつき。自身が東京で体験した、連合軍による激しい空襲も真に迫っています。山周の現代小説ー戦中・戦後の日本を描いた物語は登場人物の内面描写も繊細で、緊張感あって面白かった。2025/03/29

こけこ

2
上流階級の財閥の人たちのサスペンス。角川書店のHPの本紹介には、隠れた名作とあったが、私にはイマイチだった。山本周五郎は、人情ものがいいなあ。2024/06/06

まさ

1
山本周五郎にしては珍しく、少しハイソな人々を取り上げた小説。しかし、素朴にコツコツと生きるということをテーマにしているのだと最後のページの一文にある『もう自分とは縁のない人々がたちだがどこかで、それぞれに生き難い日々を生きているのだろう』という一節をを読んで思った。 2025/01/06

ゾーンディフェンス

0
山本周五郎の現代物だったが、正直、さっぱりわからなかった。入り込めなかったというかね。感想といってもホントに何を書いて良いのかわからないくらい内容を把握できなかった。旧財閥、旧華族、それぞれの戦後、非嫡出子等々、単語は出てくるけど、それをどう組み合わせて感想を書けばいいのやらサッパリ見当がつかない。あらすじ等を知りたい方は他の方の感想を読んでください。これだけ見当がつかないのは、私が望む山本周五郎ではなかったからかなぁ…。2025/04/09

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