出版社内容情報
人類の文明の物語は、互いにいかにして信頼するようになったかという物語である!
人間が少人数の集まりから巨大な社会を築く根底には「信頼」のメカニズムが働いている。市場、法、貨幣から医学、科学技術、気候問題まで「信頼」なくしては存立しない。
「謝罪の経済学」というユニークな分野を開拓した気鋭の経済学者による骨太な一冊。
内容説明
人類はいかにして互いを信頼するようになったか。市場・法の支配から科学・気候問題まで。
目次
第1章 信頼の経済学
第2章 信頼の人類史を分析する
第3章 経済システムにおける信頼
第4章 専門家を信頼する
第5章 私たちは互いをどう信頼すべきか
第6章 信頼の行方
著者等紹介
ホー,ベンジャミン[ホー,ベンジャミン] [Ho,Benjamin]
ヴァッサー大学行動経済学教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)で経済学、数学、コンピュータ科学の学士号、同大学で電子工学とコンピュータ科学の工学修士号を取得。スタンフォード大学大学院で政治学と教育学の修士号を取得後、2006年に経済学の博士号を取得。またモルガン・スタンレーのアナリストやホワイトハウスの経済諮問委員会のエコノミストなどアカデミアの外での経験もある
庭田よう子[ニワタヨウコ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業
佐々木宏夫[ササキヒロオ]
早稲田大学名誉教授。一橋大学大学院経済学研究科を経て、ロチェスター大学大学院博士課程修了、Ph.D(経済学)取得。専門は理論経済学およびゲーム理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。