井筒俊彦全集〈第3巻〉ロシア的人間 1951年‐1953年

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井筒俊彦全集〈第3巻〉ロシア的人間 1951年‐1953年

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  • サイズ B6判/ページ数 612p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766420739
  • NDC分類 120.8
  • Cコード C3310

出版社内容情報

初期代表著作の『露西亜文学』『ロシア的人間』を収録。その他、「詩と哲学」の関係を論じたエッセイや、若き時代の著作群を収録。

井筒の若きパトス溢れるロシア文学論。

▼初期代表著作の『露西亜文学』『ロシア的人間』を収録。その他、初期の思想形成期に特徴的な「詩と哲学」の関係を論じたエッセイや、井筒の「ロシア」への若き時代のパトスに溢れた著作群を収録。

▼解題では、各著作の基本的な書誌情報に加えて、『ロシア的人間』初版と底本(著作集版)の間の重要な校異を収録。

▼山城むつみ氏、沼野充義氏、谷寿美氏ら豪華執筆陣による月報付。

凡 例

 <b>一九五一年</b>
露西亜文学
 第一章 露西亜文学の性格 / 第二章 露西亜の十字架 /
 第三章 ピョートル大帝の精神 / 第四章 プーシキン /
 第五章 レールモントフ / 第六章 チュチェフ /
 第七章 ゴーゴリ

 <b>一九五二年</b>
マホメット
 一 序 / 二 沙漠の騎士道 / 三 享楽と苦渋 /
 四 マホメットの出現 / 五 預言者召命 /
 六 メッカの預言者 / 七 メディナの預言者

トルストイに於ける意識の矛盾性について

 <b>一九五三年</b>
ロシア的人間――近代ロシア文学史
 序 / 第一章 永遠のロシア / 第二章 ロシアの十字架 /
 第三章 モスコウの夜 / 第四章 幻影の都 /
 第五章 プーシキン / 第六章 レールモントフ /
 第七章 ゴーゴリ / 第八章 ベリンスキー /
 第九章 チュチェフ / 第十章 ゴンチャロフ /
 第十一章 トゥルゲーネフ / 第十二章 トルストイ  /
 第十三章 ドストイェフスキー / 第十四章 チェホフ

クローデルの詩的存在論

 解 題  木下雄介
 索 引

【著者紹介】
井筒 俊彦
1914年東京・四ツ谷生まれ。1937年慶應義塾大学英語英文学科卒業、同大学文学部助手。1941年『アラビア思想史』、49年『神秘哲学』。1959年から2年間にわたって中近東・欧米でイスラーム研究に従事。1961年マギル大学客員教授、69年同大学イスラーム学研究所テヘラン支部教授、75年イラン王立研究所教授。
1979年イラン革命激化のためテヘランから日本に帰国。『意識と本質』(1980-82年)、『意味の深みへ』(1985年)、『コスモスとアンチコスモス』(1989年)、『超越のことば』(1991年)、絶筆『意識の形而上学』(1993年)など代表著作を発表。1993年北鎌倉の自宅にて逝去(78歳)。

目次

一九五一年(露西亜文学)
一九五二年(マホメット;トルストイに於ける意識の矛盾性について)
一九五三年(ロシア的人間―近代ロシア文学史;クローデルの詩的存在論)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へんかんへん

5
ロシア文学の暗さ内面と外面を分けて書かなければならなかった歴史的背景、根のなさと国民性2017/02/07

maju N.

2
ロシア文学をどのようなものとして読むべきかということについては、かなり蒙が啓けた思いがする。又、基本的には東洋哲学の人であった井筒先生がなぜロシアというテーマに立ち寄らざるを得なかったのかも理解できた気がする。ロシア精神は特殊でありながら普遍的でもある。それは日本精神もまたそうだ。風土から生ずる特殊性は互いに異なっているが、その普遍性においては似た部分がある。まあしかし、詩情を感得するというのは語学としては相当高次の段階だからね、ぼくのロシア語がそこまで行けるかどうかは甚だ心許ない。2023/09/21

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