「ゆとり」と生命をめぐって―生命の教養学〈6〉

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766417968
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0045

内容説明

「ゆとり」は生命に何をもたらすのか?「ゆとり」が人間を特別な存在にする?「ゆとり」と「むだ」の違いは?能力を発揮するために必要な「ゆとり」とは?「ゆとり」を取り巻く様々な疑問に、人類学、環境学、数学、心理学から現代アート、ロボット工学まで多彩な学問領域からアプローチする。

目次

ゆとりをめぐって
ゆとりの進化生物学的基盤(人類進化史から;ゆとり・遊び・無駄の神経機構から)
見えない自然の循環が生命を支える―サンゴ礁からのメッセージ
動物行動学とは何か?―ゆとりと自由な学問
「遊び」の比較文化論的考察について―“遊び”や境界領域に永年関わってきた個人史的回想から
情報化時代の芸術・文化にみる意識の深化と拡張について
様々な渋滞とストレス
ゆとりと無駄について
しなやかに生涯発達するひとのちから
ヒトとロボットの身体・脳とゆとり

著者等紹介

鈴木晃仁[スズキアキヒト]
慶應義塾大学経済学部教授。1963年生まれ。1986年東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学専攻卒業。1992年ロンドン大学ウェルカム医学史研究所Ph.D.。同研究所フェロー、アバディーン大学トマス・リード研究所フェローなどを経て、1997年より慶應義塾大学経済学部教授、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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