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出版社内容情報
ミル、ギゾー、トクヴィルらの著作から福澤諭吉が受けた影響を明らかにし、近代日本への提言を倦むことなく続けたその思考の軌跡を、鮮やかに提示する。トクヴィル『アメリカのデモクラシー』福澤手沢本の再現を巻末に収載。
内容説明
「いかなる偉大な学者も、他の人々の信念に基づいた多くの考えを取り入れているのである」(トクヴィル)。福澤諭吉は自由主義者から何を学び、そしてそれらを日本の現実にどのように活かしたか。遺された文献を緻密に読み解き、状況への提言を倦むことなく続けたその思想の軌跡を鮮やかに描き出す。トクヴィル『アメリカのデモクラシー』福澤手沢本の再現を収載。
目次
序章 J.S.ミル『女性の隷従』との対話
第1章 「独一個人の気象」考―福澤とギゾー、そしてミル
第2章 国民(ネーション)の構想―ギゾー『ヨーロッパ文明史』福澤手沢本再読
第3章 国体観念の転回―国体・政統・血統
第4章 トクヴィル問題―政権と治権
第5章 バジョット問題―政治社外としての帝室
著者等紹介
安西敏三[アンザイトシミツ]
甲南大学法学部教授、法学博士、日本政治思想史専攻。1948年愛知県に生まれる。1972年学習院大学法学部政治学科卒業。1979年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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