「ほどほど」にできない子どもたち―達成中毒

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「ほどほど」にできない子どもたち―達成中毒

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152103895
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0037

出版社内容情報

現代の中高生は成功へのかつてないプレッシャーにさらされており、アメリカの成績優秀校では、不安症や自傷行為の割合が急増している。なぜ彼らは目標達成を渇望し、それに満たないと自身には価値がないと思うのか。現代社会に潜む「有害な達成文化」を明かす

内容説明

過熱する受験競争で、現代の中高生はかつてないほど成功へのプレッシャーにさらされている。特にアメリカの成績優秀校では、不安症や自傷行為の割合が急増しているが、彼らが目標達成を渇望し、それを達成できなければ自分に価値がないと思い込んでしまうのはなぜか。この問題に対し、ジャーナリストである著者はハーバード大学教育大学院との共同調査を行い、アッパーミドルクラス(準富裕層)の約6000人を対象に、教育事情とその問題点を明らかにした。その結果、問題の原因は親の教育方針ではなく、むしろ社会にあると判明し―。現代病ともいえる「達成中毒」の構造を暴き、全米でベストセラーとなり、Amazon年間ベストブックに選出された、時代の核心に迫るノンフィクション。

目次

序章 目を閉じて走る子どもたち
第一章 なぜ現代の子どもは「危機にある」のか?
第二章 名づけて、飼いならす
第三章 大切という力
第四章 まずは自分を大切に
第5章 やかんを火からおろそう
第六章 嫉妬
第七章 大いなる期待
第八章 さざなみ効果

著者等紹介

ウォレス,ジェニファー[ウォレス,ジェニファー] [Wallace,Jennifer B.]
ジャーナリスト。ハーバード大学を卒業後、CBSのニュース番組『60ミニッツ』のプロデューサーになり、制作陣の一員としてロバート・F・ケネディ・ジャーナリズム賞に輝く。現在はウォール・ストリート・ジャーナル紙とワシントン・ポスト紙に寄稿している。初の著書となる本書は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーランキングに入り、Amazonの年間ベストブックに選ばれた。ニューヨークで夫のピーターと3人の子どもたちとともに暮らしている

信藤玲子[ノブトウレイコ]
英日翻訳者・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまきら

34
新刊コーナーより。去年ハッとさせられた「いい子症候群」のアメリカ版にふれているーそんな気がしました。競争社会において努力し続けることが求められるし、その姿勢が高く評価される。それはアメリカ化が進んできた日本において、成人しても避けることのできないリアリティではないでしょうか。ただ、社会もイーロン・マスクみたいな人間たちに疲弊しきっている。そろそろ窯の底が抜ける気がします。価値観がひっくり返った時大切なことは、陳腐に聞こえてもやっぱり愛なんだと思います。巻末の附録を読むだけでも本を開く価値あり。2025/02/28

yunyon

6
今の日本のテスト一発勝負(国公立は2発ですが)で大学が決まる制度の方がよっぽど健全かも。いろんな経験、活動にまでランクがついて、有名大学を目指すのは少しの挫折で道が閉ざされてしまうなんて、すごい重圧の毎日だと思う。文武両道とはいうけれど、まだ日本の方が部活=青春っていえる感じが残っている。とはいえ、日本にも確実に変化の波は来ていて、早慶MARCHくらいの大学は、推薦や系列校からの進学も多く、そのほとんどは中学受験で決まってしまう。アメリカも日本もその他の国も、エリートは限定されて貧富の差が固定される。2025/02/17

Go Extreme

5
子どもの価値は成果や達成によるものではなく、存在そのものが大切 成功への過剰なプレッシャー 自己価値の歪んだ基準ー成功や達成度で自己価値を判断 過剰な教育管理の弊害 精神的健康問題の深刻化 社会的圧力の影響ー成果主義と競争環境 エリート教育の早期化 休息の欠如と過労ー過密スケジュール 親の期待と子どもの負担 自己肯定感の低下 成果主義の弊害 子どもの声の軽視 精神的健康と学業成績ー高い学業成績→精神的健康問題 親の過剰な干渉 幸せと成功の誤解 大切であることの重要性ー子どもの存在価値は成果とは無関係 2025/01/09

りゅうた

4
子育てしてる人に薦めたい1冊2025/04/19

どっち

3
強く成熟するのは褒められた時ではなく知ってもらったとき/現代社会の有害なメッセージを打ち消すために、無条件に大切な存在だと絶え間なく刻みつけなければならない/子供は、親に感情のローラーコースターに一緒に乗って欲しいのではなく、押し留める岩になって欲しい/成功の定義が狭く達成が困難/様々な指標を達成するかどうかで自分の価値が決まると信じる子供の姿→徹底的に学び遊ぶのが理想、健康興味欲求を大事にしない/過酷な競争社会では機を見て引き止めてくれる大人が必要/2025/05/06

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