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評伝 岡部長職―明治を生きた最後の藩主

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  • サイズ A5判/ページ数 358,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766412918
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

変わらないのは、だんじり祭とこの海の眺めばかり―。弱冠16歳で、和泉岸和田藩最後の座を去り、やがて新時代のエリートとして再生した岡部長職。最後の殿様の波爛に富んだ生涯と激動の時代を描いた本格的評伝。

目次

プロローグ
第1章 お世継ぎ誕生
第2章 藩主として、知事として
第3章 学問への旅立ち
第4章 異国の地にて
第5章 外交官として
第6章 政治家時代
第7章 華やかなる家庭
第8章 最晩年と最期
エピローグ

著者等紹介

小川原正道[オガワラマサミチ]
1976年9月、長野県生まれ。1999年、慶應義塾大学法学部政治学科卒。2003年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。米国イリノイ大学客員研究員などを経て、武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部助教授。専門は近代日本政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

4
16歳で岸和田藩主になり、そのまま明治維新を迎えて数年後には廃藩置県にあったという岡部長職の評伝。表紙の写真の通りにいかにも明治時代のエリートという貫禄があり、どうせ特権階級だからだろう? と思っていましたが、そうでもなかった、という話。廃藩置県後に海外留学したことは実家の資金ということがありつつも、そこできちんと勉強が出来るかどうかは別問題。そして、なにより精力的に活動することが、やはり世に出るべくして出たという感じ。いわゆるお殿様ばかりではなかったんだなあと。2015/04/19

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