目次
地中海世界と文明移転の諸問題
寡頭主義者の民主制批判について―PS.Xen.AP.の場合
聖バシレイオス伝説の変容
グリゴリウス1世の異教・ユダヤ教、異端に対する政策をめぐって
ピレンヌ・テーゼ再考―ムスリム勢力の地中海進出とその影響
ムスリム商人ディマシュキーの商業書について
異端の起源は「種子」か「土壌」か 11世紀前半の西欧異端の背景―学説の整理を中心として
ムスリムから見たヨーロッパ人キリスト教徒―ウサーマ・イブン・ムンキズと共存の思想
アベラール『Dialogus』の一考察―執筆の動機をめぐって
中世イタリア美術に対するイスラム美術の「影響」について
エペソス府主教マルコス・エウゲニコスの「フィーリオークェ」批判
オスマン朝における宗教の重層構造とナショナリズム
レバノンにおける宗派コミュニティの動向について(1982‐1987)
マルタ文芸復興とカトリシズム