たのしい路上園芸観察

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  • サイズ A5変判/ページ数 144p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766134582
  • NDC分類 627
  • Cコード C0045

内容説明

いつもの散歩道をちょっと楽しくする“路上園芸”観察のススメ。

目次

1 路上で営む園芸―街の住人たちによる、個性溢れる園芸活動(植木鉢ストリート;植物ハウス;植木鉢の花畑;配置の美学;植木鉢の友 ほか)
2 路上が育む園芸―街の環境条件に適応して生きる植物たち(植物壁画;すごい根っこ;すり抜け;はみだせ!緑;異次元プランツ ほか)

著者等紹介

村田あやこ[ムラタアヤコ]
路上園芸学会。路上園芸鑑賞家。福岡県生まれ。大学では地理学を学ぶ。街角の園芸活動や植物に魅了され、2010年頃から「路上園芸学会」を名乗り各地を訪ね、撮影・記録する活動をスタート。路上園芸観察に関するイベントの開催や、書籍やウェブサイトにコラムを連載・執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

114
私も前から気になっていたのでさっそく読ませていただいた。玄関先の園芸っていいろいろなのがあってじーっと見ていたくなる。ただこの本にも書かれているようにこそこそと写真を撮ったりプライバシーに配慮しないと単なる不審者になるので注意したい。植物というのは人間が皆いなくなると一番勢力を誇るというのをなにかの本で読んだことがある。空き地などあっという間に雑草に覆われる。この本では玄関先や家に張っているアイビーや蔦なども紹介されている。個人的には洗面器や火鉢の二次活用がすきだなあ。誰でもすぐにできる観察学。図書館本2022/03/06

こばまり

56
赤瀬川原平氏による路上観察学会の流れを汲む活動とお見受けした。巨大サボテンは少々怖いが珍奇なものを見つめるというよりも、そこいらを散歩したような気分に。憚りなくそぞろ歩ける日常よ早よカムバック。2021/07/23

チャーリブ

39
著者は路上園芸観察家。路上園芸とは下町の裏通りに置かれている植木鉢のようなものだと思っていたが、もっと範囲が広いようだ。住民によって路上で営まれる園芸だけではなく、本来は園芸植物であったものが、植木鉢から逃げ出して路上で野生化したものも含んでいる。本書は、そういったさまざまな路上の園芸植物の写真集、かつ観察記である。賑やかな植木鉢たちや変わり種の「転職鉢」たち、家を覆いつくすツタなど奇抜な路上園芸がたくさん取り上げられている。面白い企画だが、もっと植物本体の解説があるとよかったかな。2022/02/16

むつこ

26
題名どおり!「たのしい」路上植物がてんこ盛り。難点は文字も写真もサイズが小さくてオバチャンの私に見づらかった。我がご近所さんの風景なんてこの写真たちに比べればかわいいもの。世の中には堂々と息づいている植物や家主さんがいると再発見。真似はできない(そこまでしたくない)けど圧倒され大爆笑、信念が見える。園芸好きな人にオススメの1冊、みかけたらぜひページを開いてください。2020/12/04

多喜夢

19
普段の街歩き、視点を変えるといろんなものが見えてくる。本書で紹介されている路上園芸は、全体的に緑の葉物が多かった。色とりどりの花々の写真が多ければもっと心地よい本になったと思う。2020/10/24

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