内容説明
日本画の基礎や技法をたっぷり収録した決定版!はじめてでも12色で本格的な日本画が描ける。
目次
第1章 日本画の基本(日本画に必要な道具;本書で使用する画材 ほか)
第2章 日本画の技法(基本の技法;描画法のポイント)
第3章 日本画を描く(花を描く;自然物を描く ほか)
第4章 応用編(色紙に描く;桐箱に描く ほか)
著者等紹介
安原成美[ヤスハラシゲミ]
日本画家、すいどーばた美術学院日本画科講師。日本美術院院友。2010年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復(日本画)博士課程を修了、博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらさき文鳥
4
初心者向けの丁寧な本。(図書館本)2019/03/16
gachin
2
本当に群青と緑青が好きな人なんだと思う。それもその筈、日本画というものは元来、顔料の美しさを活かすものらしい。真剣さと耽美がバランスよく共存してる点でトニーフランクがアイコを歌ってるのを見てるようだ。説明は難しいが、人として信頼したくなる。著者の色彩感覚は僕の中に巣くってしまったように思う。2022/03/27
🐚
0
まずは膠液を作り、胡粉を溶き、ドーサ引きをする。絵を描く前の準備に気が遠くなる。鉱物を砕いた粉を和紙に定着させるには工夫が必要なのだなあ。金や銀の金属的な色を大胆に取り入れながらも、調和した絵に仕上がっていて驚きました。2023/03/01