出版社内容情報
大前 太美雄[オオマエ タミオ]
著・文・その他
内容説明
不健康な部分入れ歯と健康な総入れ歯選ぶならどっち?これまでの常識をくつがえす「あえて歯を残さない」という画期的な提案。インプラント重視の歯科医療に警鐘を鳴らす―。歯は残さなくても、健康になれるんです!入れ歯専門医による新たな提唱。
目次
第1章 たった1本の虫歯が最後には総入れ歯になる!
第2章 なぜ知らず知らずのうちに歯を失うのか?9割の人が知らない「口のトラブル」
第3章 見るべきところは歯ではなく顎だった!「かみ合わせ」の本当の意味
第4章 マウスピース習慣で口のトラブルはみるみる消える!
第5章 今日から始められる最初の一歩 「歯を自分で守る習慣」を身につける!
第6章 総入れ歯が口の中の健康をもたらす 「正しい総入れ歯」のススメ
著者等紹介
大前太美雄[オオマエタミオ]
1968年、大阪市生まれ。パリムデンタルクリニック院長、医療法人中道会理事長。神奈川歯科大学卒業後、勤務医経験を経て独立。マウスピースによる1000人以上のかみ合わせ矯正(顎の矯正)をおこない、さまざまな「咬み合わせ」を原因とする歯や体の不調和といった問題を解消する。その後、総入れ歯治療に応用し、入れ歯治療の専門家として、10の特許を取得。最短2日でピッタリの総入れ歯を作る技術で、全国から患者が殺到(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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紫羊
15
エビデンス不足と思われる記述も散見したが、「歯と歯の噛み合わせより、顎骨の咬み合わせが大事。」「自歯を1本でも残すことにこだわって口腔内のトラブルに苦しむより、どこかで決断して総入れ歯にしてしまう。ただし良質の総入れ歯に。」には納得。2022/09/25
paluko
6
歯科の帰りに、図書館で見つけて即読了。著者の説が全て正しいのかは判断できないが、例えば同じ口の中である歯は虫歯になっているのに隣の歯は健常、という現象を説明するのに「かみ合わせ」の狂いにより特定の歯にダメージが集中、というのは頷ける気がする。8本以上歯を失ったら総入れ歯を検討、就寝中の「破壊的な咬合力」こそが問題、最低限「神経を取った歯の数」は把握しておくべき。2023/08/29
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