内容説明
生き生きとした立体の恐竜図鑑と、初心者でもおどろくほどリアルな恐竜を作ることができる、わかりやすい作りかたが満載!プロのテクニックを見て、みんながびっくりするようなカッコいい恐竜を作ろう!
目次
恐竜図鑑
恐竜のつくりかた
初級編 トリケラトプスの親子を作る
初級編 カマラサウルスを作る
中級編 ティラノサウルスを作る うろこバージョン
上級編 ティラノサウルスを作る 羽毛バージョン
著者等紹介
竹内しんぜん[タケウチシンゼン]
造形作家。SHINZEN造形研究所主宰。1980年生まれ。1995年にワンダーフェスティバルに初参加。以降毎年参加。2002年からオリジナルガレージキットメーカーとして通販を開始。2013年香川県文化芸術新人賞受賞。TOY、フィギュアの原型制作、映画・TV・イベント・出版物等への模型の貸出や販売など活躍中
真鍋真[マナベマコト]
東京都生まれ。横浜国立大学教育学部卒業、米イェール大学理学部修士課程修了、英ブリストル大学理学部博士課程修了。博士(理学)。現在、国立科学博物館・地学研究部の研究主幹。専門は古脊椎動物学(古生物学)で、とくに中生代の爬虫類、鳥類進化に関する研究を行っている
高瀬ゆうじ[タカセユウジ]
商業写真家。1982年デビュー。広告、雑誌等で玩具等の写真撮影を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gachin
2
造形や形態学的復元もさることながら、生態のSF的な設定が秀逸ですごい。そこから導かれるバイオメカニクス的復元もすごい。特に水棲の包頭龍がハマってる!とても心が洗われる。しょうもない近い付き合いよりも、遠くに尊敬できる人間がいることの方が孤独を和らげてくれる。多分、この本は今後僕の座右の書になる。2021/05/10
えんじ
0
渋谷にあったコロの海洋堂で…などと、思い出したりするようになったらオトシなのかも知れないな と、友達が。前半恐竜図鑑、後半は本格的な恐竜の作り方で、それも入手しやすく、道具も少なくてすむ、身体にも悪くない紙粘土中心に紹介してるところが、良心的でステキ。夏休みの工作に参考にした子供はいたのかな。なかなか難しいことも書かれてますが、惜しみなくプロの技術が披露されていて、自分も魔法使いになれるかも! 的なワクワク感があります。そして食器乾燥機が塗装ブースであるように、この本は怪獣造形読本なのです。2013/09/03
Kenrow
0
粘土による恐竜模型の造形本。 文体こそ子供向けですが、粘土を使った生物造形の基礎から応用までをしっかり網羅してるので大人向けの入門書としても優秀。 掲載されてる工程写真もツボを掴んでいて判りやすい。 恐竜に限らず、人物のフィギュア作成も含んだ生物造形に興味がある人にお勧め。 2013/07/11
村田らむ
0
竹内しんぜん氏のテクニックのすごさを知ることができるとても良い本です。造形物を作りたい人には最高の教科書になりますし、単純に完成度の高い恐竜模型を楽しんでもよいです。小さい頃に読みたかった!! と思える本でした。2013/07/08
えんじ
0
半分くらいが恐竜カタログで後半が紙粘土やスカルピーでの恐竜の作り方になる。俗に、食器乾燥器が模型物の間では塗装ブース、模型乾燥機と呼ばれるように、怪獣模型の作り方になっている。絶版で入手しづらいですが後継となる本がいくつか出ているようです。2023/07/24