内容説明
この度の耐震設計に関する建築基準法の改正は、1981年における改正と軌を一にするもので、終局強度設計法の、より一般的な展開とみることができる。この機に及んで、本書の意図は性能設計法の真の発展を促すことにある。前書と比べて、本質的に変わりはないが、内容を理解しやすいように整理し、耐震設計の根幹に関わる記述に重点を置いて補強し、煩雑な細部の記述は後まわしにした。
目次
第1章 1自由度系へのエネルギー入力
第2章 多自由度系へのエネルギー入力
第3章 構造物の損傷
第4章 累積塑性変形と最大塑性変形との対応
第5章 減衰による吸収エネルギー
第6章 エネルギーの授受に着目した耐震設計法の基本的枠組
第7章 免震構造
第8章 柔剛混合構造
第9章 耐震設計に関する補足
第10章 設計例題
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