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内容説明
足を洗おうともがくバクチ打ちの父と、九人の母。いつグレてもおかしくない環境で育った少年が「高校三年生」で歌手デビュー。舟木一夫が節目の時を迎え、まっ正面からふり返る、波乱の流行歌人生。芸能生活30周年記念出版。
目次
第1章 バクチ打ちの親父と九人の母
第2章 名曲「高校三年生」への道
第3章 舟木一夫芝居ばなし
第4章 かわいげのない新人時代
第5章 「絶唱」と「その人は昔」
第6章 親父あれこれ
第7章 楽しいかな!旅公演
第8章 十年の眠りから覚めて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百花
3
75歳になった今でも、客席を満席にする、往年の大スター歌手である舟木一夫にも、彼が言うところの寒い時代があった。そんなことは、去年の秋まで、まったく接点のなかった私は知る由もない。幼い頃、母親が九人かわったこと、博打うちだった父親のこと。13歳歳の離れた弟のために自分がなんとしてでも稼がねばと思い、歌手を志したこと。幸福なデビューと、歌い手としての矜恃、役者としての努力、楽曲を自ら手がけるようになり、長い沈黙のあとの復活。自らが語るからこそ、はんぱなく真実が伝わってきた。一気読み。2020/03/10
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