内容説明
英語定冠詞Ｔｈｅのネイティブの言語直感に迫る待望の書。定冠詞を正確に使いたいすべての人に贈る新刊研究書。生成文法と認知言語学の架け橋となる可能性。
目次
第１章 非指示的な定冠詞（変項名詞句の変項の値の個数と非指示的な定冠詞；更なる具体的なデータの検証と仮説の補強 ほか）
第２章 指定的疑似分裂文と指定的コピュラ文の意味論（先行研究：ｄｅｎ Ｄｉｋｋｅｎ ｅｔ ａｌ．（２０００）、西山（２０１０）
命題函数における変項の性質とその値の個数 ほか）
第３章 「Ｔｈｅ＋複数形名詞」と変項名詞句の（非）指示性の問題（「Ｔｈｅ＋複数形名詞」の指示性と非指示性；「Ｔｈｅ＋複数形名詞」に関する辞書・文法書の理論的立場 ほか）
第４章 比較相関構文のｔｈｅとコピュラ（通時的証拠に関する解釈；ジャマイカ英語の比較相関構文とコピュラ ほか）
著者等紹介
岩崎永一［イワサキエイイチ］
慶應義塾大学経済学部卒業。英国エセックス大学大学院言語学科修了（Ｍ．Ａ．ｉｎ Ｅｎｇｌｉｓｈ Ｌａｎｇｕａｇｅ ＆ Ｌｉｎｇｕｉｓｔｉｃｓ）。ケンブリッジ大学セント・エドモンド・コレッジ客員研究員（Ｖｉｓｉｔｉｎｇ Ｓｃｈｏｌａｒ）等を経て、早稲田大学産業経営研究所招聘研究員、早稲田大学、千葉大学、国士舘大学非常勤講師、明治大学兼任講師。明治大学文学部では「意味論」の講義を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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