スカラベの見たもの―お尻をめぐるアンソロジー

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スカラベの見たもの―お尻をめぐるアンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784887060296
  • NDC分類 383.9
  • Cコード C0039

内容説明

“おしり”とは、こんなにきれいなものだったのか。人間だけがもつトイレ文化の諸相を、人類学・考古学・医学・美学などからフレッシュにせまる。

目次

1章 “事後”の論理―人間だから拭く・洗う(浄・不浄の社会行動;尻始〈紙〉末記;人はなぜ紙頼みするか―その自然人類学的考察;環境と生態系―排泄物のリサイクル;排泄と洗浄―拭くだけですまされるか)
2章 文化としてのトイレ―快適さを求めて(トイレ史考;糞石―コプロライト;江戸の便器;便所甕;医学からみるトイレ;トイレを考える)
3章 お尻の美学―尻にこだわるアーティストたち(文化が“お尻”を創る;お尻のイコノロジー―影の方へ;女神たちの曲線;心地よい座りにくさを求めて;後架記)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わす

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トイレや排便、お尻にまつわる小論集。91年刊行だが初出66年と古い論考もあったりして雑多な印象。/いくつか記録が残るものの、日本人がいつから尻を紙で拭くようになったかはっきりとわからないようだ。現在のトイレットロールは明治時代には輸入され初めて、大正期から国産化が進んだという。/芸術において、女性の乳房が理想化されてきたのに対し、尻は自然なまま表されることが多かったらしい。ケネス・クラーク『ザ・ヌード』でも臀部への視点が欠落しているとのこと。2024/11/25

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