内容説明
精神の支柱には、大別して二つある。国家という共同体の支柱と、個人としての精神の支柱である。個人としての精神の支柱とは自己実現であり、その意味では、この支柱は生き続けている。民主主義が、やがては現代日本のような衆愚政治となるように、自己実現を中心とした衆愚社会は、やがて中心点を失い、崩壊する。ゆえに、今どうしても日本共同体としてのIdentityを確立しなければならない。この思いから日本原理主義を追求し、議論を起こそうと考えて生まれたのがこの本である。
目次
1 日本原理公論(日本原理とは何か;大国・小国;天地創造 ほか)
2 有益な思想(仏法は判断;博愛について;空の哲学 ほか)
3 中杉弘語録(信仰哲学入門;指導会;説法集 ほか)
著者等紹介
中杉弘[ナカスギヒロシ]
本名、黒須英治。昭和16年9月5日生。会社役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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