出版社内容情報
《内容》 本書は、健康保健の分野と環境保健の分野からアプローチし、分冊としてコンパクト化とより多くの情報を盛り込むように意図した。衛生・公衆衛生学の基本事項とともに最近の医療の動向を踏まえて、必要事項を簡潔にもれなくおさめ、冗長な文章を避け図表にまとめるように努めた。また、保健統計、基準などの基礎となるものや、複数の章にわたるもの、および経年的に追加されるものなどについては巻末に付図表としてまとめた。 《目次》 1章 健康をめぐって1.健康の考え方/2.衛生・公衆衛生の流れ/3.健康と社会背景/4.プライマリヘルスケア/5.公衆衛生活動の基本方法/6.地域保健と地域医療2章 わが国の保健行政1.わが国の保健行政/2.保健医療施設と保健医療従事者/3.保健医療関係法規/4.わが国の社会保障/5.わが国の社会福祉/6.国際保健3章 疫学1.疫学の概念/2.疫学の手法/3.結果の解釈/4.疫学の対象の選定/5.スクリーニング/6.健康事象の指標/7.保健医療情報管理4章 人口統計と衛生統計1.世界の人口と日本の人口/2.人口動態/3.疾病統計/4.その他の衛生統計5章 母子保健1.母子保健の現状,統計/2.人類遺伝/3.思春期の保健/4.婚前教育/5.家族計画・避妊/6.妊産婦の保健/7.母子関係/8.環境因子と胎児障害/9.新生児の保健/10.小児の保健6章 学校保健1.学校保健の意義/2.学校医と保健管理/3.保健教育/4.学校環境,学校安全7章 成人保健・老人保健1.成人保健の意義/2.生活習慣病/3.生活習慣病の特徴/4.生活習慣病検診/5.おもな生活習慣病/6.中・高年婦人の保健/老人保健8章 精神保健1.精神保健の意義/2.発達段階における精神保健/3.精神障害に関する疫学的事項/4.精神保健の進め方/5.精神保健関係法規と制度