インドネシア独立への悲願―アミナ・M・ウスマン108歳の証言

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インドネシア独立への悲願―アミナ・M・ウスマン108歳の証言

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784763420312
  • NDC分類 916
  • Cコード C0023

出版社内容情報

インドネシア独立の志士マジッド・ウスマンを妻として支えた日本女性が語る、日本軍スマトラ占領計画秘史

スカルノとの捕虜交換、「義勇軍」誕生の真相、そして東条英機の仕組んだウスマン一家の日本幽閉……世紀を越えた沈黙を破り当事者が明かす、驚愕の歴史事実

ここに歴史を書き換える、数々の証言。
日本軍スマトラ侵略の「本当の狙い」とは?

内容説明

インドネシア独立の志士マジッド・ウスマンを妻として支えた日本女性が語る、日本軍スマトラ占領計画秘史。スカルノ、ハッタと並び称されるインドネシア独立の志士、アブドル・マジッド・ウスマン。日本に学び、志を共にする長田周子と帰国した彼は、故国の独立に身を捧げ、言論の力で民衆を啓蒙する。300年にわたるオランダ支配に終止符を打った日本軍政に対する二人の期待は、やがて失望に変わり、家族の運命は危機に晒される。その裏にあったのは、日本のスマトラ植民地計画と本土決戦に備えた遷都計画だった―

目次

1部 日本での出会い(両親と私;独立国家への思い)
2部 蘭領東インドへ(結婚;民衆のカリスマ;オランダの捕虜になる ほか)
3部 再び日本へ(日本軍のスマトラ島植民地計画;インドネシア共和国の誕生;新時代の幕開け)

著者等紹介

アミナ・マジッド・ウスマン長田周子[アミナマジッド・スマンオサダヒロコ]
1914年山梨県中巨摩郡二川村(現甲府市)生まれ。1935年日本女子大学社会事業科卒業。ソーシャルワーカーとして活動する中でインドネシア独立運動家のマジッド・ウスマンに出会い、祖国独立への思いに共感、同志として1936年蘭領東インドに渡る。同年結婚。1955年夫の急逝により日本に戻り、以後、日本とインドネシアの両国を拠点としている。在日インドネシア婦人会会長等を歴任

ウスマン,サルミヤ・マジッド[ウスマン,サルミヤマジッド] [Usman,Salmyah Madjid]
1939年蘭領東インドパダン市生まれ。1943年両親と共に来日。山梨大学教育学部付属小学校入学以来一貫して日本で教育を受ける。1964年日本国医師免許取得。1969年東京大学大学院医学系研究科第四臨床医学専攻博士課程単位修得。1970~79年米、英、インドネシアで産婦人科診療に従事。1979~2017年日本とインドネシア両国で産婦人科診療に従事。2017年母の『アミナ・マジッド・ウスマン回想録』を編集、ジャカルタ市OBOR社から出版。2018年母の介護のために日本に移住、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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young

0
県立図書館の検索でたまたま見つけた本。インドネシアの独立のため日本に留学し、そこで日本人と結婚し、インドネシアに戻った青年マジッドウスマンの一生を描いている。驚くべきはこの著者が108歳の妻、そしてその出版を手伝ったのが医師である長女(83歳)。 戦時中の日本軍の東南アジアでの様々な活動については映像の世紀でも度々出てきているが、ある意味でイスラエルの英国の立ち位置と似ているところがあるのかもしれない。インドネシアに研修でいけるのが楽しみになってきた。2023/10/20

Ahmad Todoroki

0
原書は Memoar Siti Aminah (インドネシア語)、激動の人生を歩まれた著者の回想録。夫がミナンカバウ出身独立運動家マジッド・ウスマンだったため、同時代にインドネシアで生きた日本人とは相当異なる経験をされており、興味深い挿話多数。誤字はいくつか散見され、また裏取りがなされていない重要な記述もあるため、林英一さんの『南方の志士と日本人』と併せて読むことを強くお薦めします。2023/07/07

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