出版社内容情報
歴史はなぜ存在しているのか──
「私にとっての歴史」と「私たちにとっての歴史」を考える
私たちの身の回りのいたる所にある「歴史」。
では「歴史」はなぜ、どのように作り出されているのだろうか──
歴史の構築性、歴史認識にかかわる諸問題を、歴史学から哲学、社会問題や映画、漫画など多様なテーマを手がかりに読み解く。
個人、家族、国家、地球、宇宙…それぞれの歴史がある
内容説明
個人、家族、国家、地球、宇宙…それぞれの歴史がある。歴史はなぜ存在しているのか―「私にとっての歴史」と「私たちにとっての歴史」を考える。私たちの身の回りのいたる所にある「歴史」。では「歴史」はなぜ、どのように作り出されているのだろうか―。歴史の構築性、歴史認識にかかわる諸問題を、歴史学から哲学、社会問題や映画、漫画など多様なテーマを手がかりに読み解く。
目次
序章 プロローグ
第1章 歴史の構築(構築されているもの;言葉と記号;真実)
第2章 理論的な問題(リアリティ;フィクション、ノンフィクション;相対的な視点;主観性・客観性;複雑性;時間;科学と歴史)
第3章 歴史のあり方(歴史を考えなおす;歴史を教える;ファミリーヒストリー;文学)
第4章 メディアと歴史(映画;漫画)
終章 エピローグ
著者等紹介
岡本充弘[オカモトミチヒロ]
1945年栃木県生まれ、東京大学人文科学系大学院博士課程西洋史学専攻単位取得退学、東洋大学名誉教授、東洋大学人間科学総合研究所所長(2004年~2008年)。専攻はイギリス近代史(チャーティスト運動)、歴史理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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