出版社内容情報
やる気はある。でも動けない。
ADHD・ASDの脳の仕組みから考えたライフハック術。
「ポストを開けて手紙を取り出す」
「届いたメールやLINEを読む」
「机の上の書類を片付ける」
「たまったゴミを捨てる」……
やる気はあっても、つい「先延ばし」してしまう。
「集中が続かない」
「何から手をつけていいかわからない」
「急に予定変更になると動けなくなってしまう」
「コミュニケーションが苦手で尻込みしてしまう」
がんばっているのに、やる気がないと思われてしまう。
発達障害の人に起こりがちな困りごと。
それは、その人の能力が劣っているわけではありません。
「その人らしさ(特性)」と職場など周りの「環境」が合っていないだけかもしれません。
この本では、周りの人や環境に無理やり合わせる方法ではなく、
その人の特性にあった方法で、モチベーションを上げ、
「先延ばしグセ」を解決するライフハック術をお伝えします。
著者は、障害のある人と企業をつなぐ「就労移行支援事業所」を運営しています。
多くの発達障害の人を支援し、雇用する企業を見てきた経験から、
特性を活かした職場や仕事に出会った人は、
その人らしく活躍し、周囲の人からも高い評価を得るようになる――と言います。
その豊富な事例を交えながら、
日常・仕事・人付き合いで「なぜ困りごとが起こるのか」の理由、
そして具体的な解決方法をお伝えします。
【目次】
◎ポストを開ける気にならない人々
◎「困っていないこと」はやる気を出さなくていい
◎ADHD脳とASD脳、なぜ「やる気がない」と思われるのか?
◎やる気がなくても朝起きられる環境づくり
◎片付けは“終わらせる”のではなく“回す”と上手くいく
◎苦手な音や触感に耐えられない! 感覚過敏との付き合い方
◎デスクワークでの集中力の保ち方
◎人の気持ちを察するのが難しいとき、どうする?
◎チームワークで活きる特性の活かし方
◎自分の特性を上手に伝える方法
◎「自己理解ワーク」で自分を知る
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- 和書
- 頭が良くなる絵本の読み方



