空想が実現する時代のビジネス地図

齊田 興哉【著】

サンマーク出版（2023/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 239p／高さ 19cm
• 商品コード 9784763140609
• NDC分類 504
• Cコード C0030

出版社内容情報

“今なら”激変する未来に先回りできる！
ＳＦはフィクション（虚構）からファクト（現実）になった。

テクノロジーは日々進化している。
ＶＲやドローンのように、ここ数年で急激に普及したものもあれば、自動運転車やスマートグラスのように実現までの過程が度々話題になるものもある。

メディアでは話題になることは少ないが、ＳＦ（サイエンスフィクション）で描かれてきた「夢のようなテクノロジー」がすでに実現されていることをご存じだろうか。

・人に代わって働いてくれる「家事／育児ロボット」
・着るだけで空を飛べる「ジェットスーツ」
・危険から身を守ってくれる「バリア」
・人よりも優れた判断ができると期待される「ＡＩ政治家」
・３６５日２４時間健康状態を管理してくれるデバイス
などのテクノロジーがすでに実現している。

さらには、宇宙まで直通で行くエレベーターや海中都市、表情から相手が考えていることを読み取る技術など、人類の暮らしを激変させるテクノロジーが実現しつつあるのだ。

本書では、元ＪＡＸＡの宇宙ビジネスコンサルタントである著者が、進化するテクノロジーと変わるビジネスの未来を徹底予測。
新しいビジネスを創出するヒントと、最先端技術の動向を見通す１冊。

内容説明

これからの世界で起こることは、ＳＦが教えてくれる。暮らし、政治、安全、エンタメ、健康、生命、移動、地球、宇宙。あらゆるところにビジネスチャンスが眠る社会が到来する！

目次

プロローグ　新時代の幕開け　「ＳＦ」の意味が変わる時代がすぐそこまで来ている
第１章　空想が実現する時代のビジネス地図
第２章　病や障害から自由になる時代のビジネス地図
第３章　移動の概念が拡張し続ける時代のビジネス地図
第４章　地球規模のコントロールが可能になる時代のビジネス地図
第５章　宇宙が人類の行動範囲になる時代のビジネス地図
エピローグ　空想が実現する時代についていくための思考法

著者等紹介

齊田興哉［サイダトモヤ］
東北大学大学院工学研究科量子エネルギー工学専攻博士課程修了、工学博士。ＪＡＸＡ（宇宙航空研究開発機構）に就職。当時、日本最先端の技術と性能を持つ人工衛生の開発プロジェクトチームへ配属され、人工衛星の設計フェーズ、打ち上げ、運用までを２機経験した。その後、日本総合研究所へ入社。宇宙ビジネスのコンサルティングに従事し、政府事業や民間企業を支援したのち独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ta_chanko]

空を飛べるジェットスーツ、３Ｄホログラム・スマートグラスによる超リアル体験、人間の手を離れたＡＩ政治、テクノロジーによる飢餓・病気・自然災害の克服、移動都市・月や宇宙への移住、デザイナーベイビー・労働力としての動物サイボーグ・人工冬眠。人間の想像力は無限。その想像力に、やがて現実が追いついてくる。

2023/08/16

[totssan]

　SF小説ネタが実現されている、というのは確かにある。スマホは確か、80年代前半のマイコンパソコンキッズには夢のツールとして想定されてたような（今はこんなパソコンもその内腕時計サイズ以下になる、とは80年代の雑誌でもコメントされていた）。本書ではスマホどころか宇宙系や異星人、ドローン活用等まさにかつてのSFネタをほんとに実現しようとしている世界をかいつまんで紹介している。楽しい。 　一方、技術的についていけなるなる人々が逆行し、アナログ世界を構築し一つの国をつくったりもして。

2024/09/15

[kaz]

空想とテクノロジーの進化とのシンクロは非常に面白い。ただし、地球外に住むという選択肢は、本当に実現させるべきなのか、ちょっと疑問に思っている。図書館の内容紹介は『ＳＦで描かれていた30ほどのテクノロジーを紹介し、そのテクノロジーが現在までにどの程度実現しているのかを解説。新しいビジネスを創出するヒントを示しつつ、進化するテクノロジーと変わるビジネスの未来を徹底予測する』。

2023/12/03