誰も教えてくれない病人の生き方

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誰も教えてくれない病人の生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763132383
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C0030

内容説明

不治の病と明るく闘う著者が、病気を受け入れ、病気とともに生きる方法を伝授。病気になったときに読む本。

目次

第1章 闘病初期に知っておきたいこと―初級闘病家の心得(絶対言っちゃいけないセリフ;病人が孤独を感じるパターン ほか)
第2章 少し長めの闘病生活にアドバイス―中級闘病家の経験(見舞い客は人生の通知表;不公平を嘆くと余計につらくなる ほか)
第3章 長期闘病で必要なこと―上級闘病家の知恵(病気を受け止めるって、何だ?;同病人が教えてくれたこと ほか)
第4章 闘病人生への覚悟―プロ級闘病家への道(病気の自分に価値はあるのか?;NO病人宣言! ほか)

著者等紹介

小林昭洋[コバヤシアキヒロ]
1972年生まれ。多発神経炎症状・解離性知覚障害・自律神経症状等により長期の入院生活を送る。多臓器に起こる疾患の治療法はなく、対症療法に終始する。身体の機能が徐々に失われていく特定疾患治療研究事業対象疾患と認定される。余命宣告を受けるが、病状進行を絶つ唯一の対症療法を求めてオーストラリアに渡る。一年間の移植待機を経た後、脳死肝臓移植手術が成功。帰国後、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mawaji

1
筋金入りの闘病家である著者が病気に対する受け入れ状態に応じて闘病生活において立ちはだかる課題を解説している様子は、キューブラー・ロスの「死の受容」のプロセスに通じるところがあるようです。人は誰しも病気になる可能性を持っているのだから、今病気を抱えていなくても参考になりそうなことがたくさん書いてあるように思いました。「病気は頑張った分だけ見返りのあるものではない」「自分のマイナスをきちんと伝えることができれば人は結構優しくしてくれるもの」「闘病でのストレス解消に一番効果的なのは『泣くこと』です」などなど…。2012/11/22

ヨハネス

0
完全に、病人(風邪などすぐ治るものは除外)向けに書かれた本。難病を宣告された人が生きていく中で人生に意義を感じるには。とても具体的に、心理の変化を段階的に書いている。 知り合いに「この著者と親友だから買ってくれ」と紹介されたのだが、知り合いよごめん、図書館で借りてしまった。でも、そうでなくても感情移入できる。著者が生きるには生体肝移植が必須だったのだが、親戚だれも提供してくれる人がいないなか、友人が「自分の肝臓を使ってくれ」と真剣に申し出たとか。自分は風邪さえめったにひかないが、それでも読んでよかった。2013/05/24

ゆっぺ

0
病気になる前、あなたにはどれだけの価値があったのでしょう?この言葉が離れない。2013/04/04

gaku723

0
完治にこだわらない。今の自分を認めていく。今の症状に落ち込まない。昨日より良い日ならばきちんと喜ぼう。病気の中で大切なことは病気を通じて自分を創り上げていくことが闘病だという言葉に感動した。2013/02/09

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