内容説明
世の中に氾濫する情報を、どう読み、どう活用するか。日本が誇る国際政治学者が明かす、本質に迫るための実践的情報活用術。
目次
1章 情報を知る(「タダほど怖いものはない」―簡単に得られる情報の恐ろしさ;相容れない立場の情報は、自分を映し見る鏡になる―そこにはっきりとした「目的意識」があるかどうか ほか)
2章 情報を読む(「愚かな楽観主義」より「活力ある悲観主義」―「予報は雨、外は晴天」そのときどうするか?;「便りのないのはいい便り」はありえない―オバマが何もいわなくなったことの重大な意味 ほか)
3章 情報を使う(「信用」は、決定的な嘘をつくためにある―情報発信に関する姿勢の甘さ・厳しさ;無形のものに金をかけたほうが勝つ―日本がアメリカに負けた本当の理由 ほか)
4章 情報を活かす(「農耕的思考」から「狩猟的思考」へ―相手を間接支配する「読み」の必要性;情報戦略の優劣が大差を生む―日本の中国ビジネスがうまくいかない本当の理由 ほか)
著者等紹介
中西輝政[ナカニシテルマサ]
1947年、大阪生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授(総合人間学部教授を兼任)。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。1990年、石橋湛山賞、1997年、毎日出版文化賞および山本七平賞、2002年、正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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