内容説明
さまざまなストレスによって落ちこみ、長く回復しないままうつ病になってしまう場合もあります。しかし、自分の心のことを少し理解して、対処法を知っておけば安心です。安心して、ゆっくり、落ちこんでください。そのために、この本では、私たちの心について、落ちこんでしまう仕組み、落ちこみから回復するための方法をお伝えします。
目次
プロローグ 少しずつ前向きになれればいい
1章 私たちの心はどうなっているの?
2章 自分を知ればもう悩まない
3章 自分を好きになれば未来が変わる
4章 ただ話を聞いてくれる人をもとう
5章 心のスイッチを切り替える10のヒント
エピローグ やまない雨はない
著者等紹介
徳永京子[トクナガキョウコ]
保健師・精神保健福祉士、心理カウンセラー。大阪府立大学看護学部卒業後、大阪府下の保健所で地域の保健師として公衆衛生行政に携わるが、うつ病になったのをきっかけに、より自分らしい生き方を求めて全国でもめずらしい開業保健師として起業。現在、大手電機メーカー、障がい者通所施設、看護・福祉系の専門学校で心身の健康管理と教育に携わるかたわら、メンタルヘルスセミナー講師として企業研修の講師を務める。ブランディングコミュニティ・キャリアShuka主催、「セミナー講師デビュー☆プロジェクト」のセミナーコンテスト初代グランプリ受賞、講師オーディション優勝の経歴をもつ実力派講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんしん
6
風邪をひいたときなどにプチうつ症状がでる。 それに気づいたときに焦らずにゆったりと過ごしたい。 この本には基本的で大切なことがまとめてあった。2016/01/17
めんま
2
「落ち込むことは悪いこと」「なるべくなるべく落ち込まないように」そういう風に考える人が多い中(私もその一人)、落ち込むことを肯定するこのタイトルに惹かれて買ってみた。自分を知り、自分を認めて好きになる、心を切り替える。話を聞いてもらう。そんなことを得意のケーススタディを用いて分かりやすく書いてある。心に響く言葉も多かった。「『話す』ことは『心の中にたまっているものを放す』ことなんです」こういわれると、話すことはすごくたいせつなことなんだなって気付く。あとは自分がどういうところにストレスを感じるかがわかる。2011/08/06
ひろき
1
カウンセリングに行く前に…「安心して落ちこめる本」 著 徳永京子 心は月のようなもの。満ち足り欠けたりするのは当たり前。でも決してなくなることはない。欠けている時はこの本がオススメです。2011/04/30
カニ子
1
タイトルの妙と表紙の可愛さに惹かれて購入。著者自身がうつ病になった経験や聴覚障害のお子さんがいらっしゃる関係もあって文章もそこから感じ取れる人柄もとてもあたたかい。2010/11/18
kei
0
☆☆☆☆2010/11/25