絵になる姿―小磯良平画文集

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784763006080
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0071

内容説明

亡くなる直前に刊行された『小磯良平油彩作品全集』の感動から18年。新発見を含む油彩画69点、デッサン13点、ペン画3点、版画6点、薬用植物画8点を作家の素顔の言葉とともに編纂。小磯良平の美の世界のすべてが結実した待望の画文集。

著者等紹介

小磯良平[コイソリョウヘイ]
1903年、神戸市に生まれる。1922年、東京美術学校西洋画科に入学。1925年に帝展に入選、翌年には『T嬢の像』で特選を受賞。23歳の画学生でありながら画壇に鮮烈なデビューを果たす。1927年、首席で大学を卒業。1928年より2年間ヨーロッパを遊学。帰国後、卓越したデッサン力により「欧州絵画の古典的な技法を日本の洋画に根付かせる」ための表現を追及する。1983年、文化勲章受章。1988年、逝去。享年85歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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i-miya

33
2013.06.23(読んだわけではありません、日経新聞2013.06.20いまドキ関西面から)2013.06.23 (大阪文化担当・田村広済著)(見出=洗練、モダン、時代乞え再評価)(見出=神戸出身・小磯良平生誕110年、展示会相次ぐ) (本文) 1903-88 気高い女性像や、壮大なスケールの群衆画。 戦後の洋画壇を代表。 関西が生んだ巨匠を再評価する動き。 優雅なドレスを身にまとい、端然と佇む婦人。 大阪市浪速区・山王美術館で見られる『赤い帽子(窓際)』(1981頃)。 2013/06/23

蘇芳

4
まんま西洋画法なのに、どこかしら日本風土の湿り気が見えてくる。自分はクリスチャンの画家が描く女性像が好きみたいだ。なんだろねこのかんじ。2011/05/07

へんかんへん

3
ガチ画力ハイライトの入れ方が好き2015/07/07

baアタマ

3
2006年。近代を代表する洋画家の一人だそうです。(1903-1988)静かな印象の女性の絵が多かったので、少し古典的な感じがした。細雪や古都連載時の挿絵を担当したそうで見てみたい。が、武田製薬の依頼で描いた薬用植物のほうが好み。神戸の旧家に生まれた画伯が神戸山の手を回想した文や娘さんが書いたT嬢の像が書かれるまでは興味深く読んだ。2014/09/01

KAZE2013

3
デッサン力の素晴らしさに惚れ惚れしてしまう 的確なヴァルール(色価)の置き方 この表紙の絵だけでもそれを見とることができる (D嬢の像 1962年油彩)2013/01/11

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