内容説明
李白は、中国唐代を代表する詩人である。唐代を代表するばかりではない。歴史的に見ても、地理的に見ても、これまでの世界を代表する詩人である。したがって、その詩に関する研究は古くから行われ、今でも盛んに進められている。しかし、李白の文に関する研究はほとんど無い。李白の文学世界を総体的に知るためには、詩と文の両方からの研究が必要である。李白研究の一助とするために、李白文の研究を始めた。本書は日中共同研究の成果を世に問うものである。
目次
書(代寿山答孟少府移文書;上安州李長史書;上安州裴長史書;与韓荊州書;為趙城与楊右相;与賈少公書)
頌(崇明寺仏頂尊勝〓羅尼幢頌;趙公西候新亭頌)
著者等紹介
市川桃子[イチカワモモコ]
1949年4月9日、東京生。東京大学卒業、東京大学大学院博士課程修了。明海大学教授
郁賢皓[イクケンコウ]
1933年1月4日、上海生。南京師範大学文学院教授。中国李白研究会会長
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