目次
1 農業研究―人々の生活に変化を与える
2 研究の境界線を越えて
3 ほとんど同じでなぜ悪いのか?
4 他の選択肢
5 貧しい人々は遺伝子組換え食品の恩恵を受けることができるのか?
6 誰が行動計画の筋書きをつくるのか?
7 前進―細心の注意を払って
著者等紹介
ピンストラップ‐アンダーセン,パー[ピンストラップアンダーセン,パー][Pinstrup‐Andersen,Per]
Ph.D.デンマーク国籍、米国コーネル大学栄養科学科教授。国際農業研究協議グループ国際食料政策研究所所長(1992年から2002年)。国際農業研究協議グループ(CGIAR)科学理事会議長、米国国務省国際経済政策諮問委員会委員ほか、種々の会議の委員、編集委員を務める。2001年World Food Prize受賞。“2020Vision”というシリーズで国際食料研究所をリードして、国際農業研究協議グループの16研究機関の研究成果をもとに世界の環境、人口、食料生産などに警告と将来予測を続けている
シオラー,エビー[シオラー,エビー][Shioler,Ebbe]
デンマーク、グリーンランド、アフリカに生活し、初期の仕事は教師であり、その後ジャーナリズムの世界に入り、グリーンランド政府で情報官をつとめた。NGOであるデンマークボランティアプログラムの責任者および後にデンマーク外務省所属で、アフリカおよびアジアへの二国間援助の問題を担当し、1986年にデンマーク国における開発研究の主任顧問に就任する。途上国の開発に対する多くの著書のほか、教育用、子供向けの著書も多い。また、デンマークにおいてはシンガーソングライターとしても知られている
貝沼圭二[カイヌマケイジ]
農学博士、農林水産省農林水産技術会議委員、国際農業研究協議グループ科学理事会理事
貝沼真美[カイヌママサミ]
Ph.D.(微生物、分子生物学)、国際マングローブ生態系協会主任研究員、Senior Fellow Researcher、Pacific Northwest Research Institute(USA)
貝沼恵美[カイヌマエミ]
博士(理学、開発地理学)、元筑波大学博士特別研究員、(財)日本国際協力センター研修監理員
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