内容説明
真夏の普請場に上方訛りの爺さん・百助が流れてきた。なかなかの知恵者で、金儲けには目端が利く。日傭取りの辰次は、病に苦しむ百助の面倒をみたのが縁で、いかさま博打の余禄に与った。やがて辰次は百助と親分子分の間柄になり、うさん臭い世界に引きずり込まれていく。サスペンス溢れる痛快時代ピカレスク。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jeanie
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初作家、佐藤亜紀と勘違いし選んでしまった。江戸時代の相場師、おもしろくなくはないけれど、短編だからなのか、どれもどこか端折られているような感じ。2013/03/23
Ryuji
0
★★★
けろけろ
0
話は読みやすいし、時代小説ならではの雰囲気もたっぷりあるけど、あまりにも調子よく進む話に乗り切れなかった。一つ一つのエピソードでは、人が死ぬこともあるっていうのに軽くスルーしてまた次のエピソードへっていうのもなんだかな。それでも全体としてはまあ無難に及第点というのはやっぱりベテランってことなのかしら?2009/12/20
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