目次
序章 教員養成において教員志望学生はどう理解されてきたか
第1章 現代アメリカ教員養成における学生への「期待」とその課題―主導的論者としてザイクナーとスリーターに着目して―
第2章 大学における教員志望学生への支援の展開―ニューヨーク市立大学クイーンズカレッジの実践に着目して―
第3章 地域における教員志望学生への支援の展開―ボール州立大学の地域実習を主軸とする実践に着目して―
第4章 現代アメリカ教員養成における教員志望学生への理解の転換―ジャップらによる主導的論者への批判を対象として―
第5章 入職後の若手教員支援制度の創設―ニューヨーク市サウスブロンクスにおける保護者組織の試み―
終章 現代アメリカにおける教員志望学生・若手教員への理解と支援
補論 現代アメリカにおける多文化教育を基盤とした教員養成の展開
著者等紹介
太田知実[オオタトモミ]
1992年大阪府生まれ。神戸大学発達科学部卒業、同大学院人間発達環境学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、聖隷クリストファー大学助教。専攻は、教師教育学・教育制度論。主要論文「米国教員養成制度の“場の拡張”に伴う志望者理解の転換とその意義―人種問題の克服をめぐる論争と地域に根ざす新たな実践へ―」『日本教育制度学会紀要特別号―教育制度学研究の成果と展望』(2023)(優秀論文賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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