目次
第1部 現代教育改革の背景と特徴(社会変化のなかの教育経営;教育政策の構造転換;教育行政における地方分権・規制改革の展開と課題 ほか)
第2部 教育制度改革の具体的展開(教育委員会制度の改革;学校の自律性確立を標榜する制度改革;学校・家庭・地域の関係構造改革 ほか)
第3部 諸外国における教育改革と教育経営の動向(州知事主導による教育改革―アメリカ;学校主導による教育改革と教育経営―イギリス;集権化と学校の自律性による教育改革と教育経営―ドイツ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キムカン
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2019年度前期のゼミを通じて読了。批判もある本シリーズではあるが、7章、8章、20章などは論者の主張が明確で、論理構成やテキストの練り上げ方など、お手本にしたいと思った。ただ、3部を読んでいて深まった謎は、教育経営を考察するとは、何について語ることなのかということ。内容構成が同じまま、タイトルを教育政策論などにしても全く違和感がないのは読者だけではないはず。教育経営学だからこそ語られなければならないトピックが見えないの(だけなのかも知れないが)は、学としてどうなのだろう。2019/07/04