目次
第1部 解説編(新しい学習指導要領と探究的な学習;カリキュラムに位置付ける;探究的な学習を導入する組織運営のヒント;ICT活用と探究的な学習;学校図書館の活用;探究的な学習を支える校内研修;地域人材の活用)
第2部 実践事例編(カリキュラム・デザインからはじめる;ICTを身近なツールにする;キャリア教育を中心に展開する;読書指導を広げる;1年間を通じて探究学習を具体化する;地域の特性を生かす;多様性のなかで学び合う・支え合う―特別支援教育の取り組み;発想力で学びを広げる)
著者等紹介
稲井達也[イナイタツヤ]
1962(昭和37)年、東京都生まれ。日本女子体育大学教授・附属図書館長。公益社団法人全国学校図書館協議会参事。博士(学術)。専門は国語科教育学、学校図書館学。上智大学文学部国文学科卒。東洋大学大学院文学研究科博士前期課程・筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。第41回学校図書館賞受賞(2011年)、第59回読売教育賞国語教育部門優秀賞受賞(2010年)。日本NIE学会常任理事。日本国語教育学会研究部会・高等学校部会運営委員。東洋大学、上智大学、横浜国立大学、慶應義塾大学で教職課程の兼任講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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rou
6
概要だけで実務的な運用面について、肝心の記載がほぼないといってもいい。実際総合学習を長年主に運営していた者としては、実務的な部分こそがこの本を購入する人にとっては重要で必要な知識かと思う。企画するだけならいいかもしれない。2021/08/20
ぴーたん
2
これからは、進学・就職に関係なく探究し、自ら問題解決できる人を育てていく必要がある。 都立町田高校はICT支援員を独自契約、新分掌として「調査探究・研修部」を組織。生徒の委員会を組織させ、ゼミ形式を取らず生徒の活動を主体にすることで助言者という位置づけを取り教職員の負担を減らしている。外部の力、ICTを活用することにより探究活動が非常に進めやすく、また外部に公開することで生徒に緊張感を持たせているとのこと。 東洋高校は、校地が狭いため予備教室がなく、生徒1人にipadを導入することで教室問題を解消。 2020/11/05