内容説明
PROGで教育を変える。産業界と教育界をつなぐ、新しいタイプの能力測定。
目次
第1章 ジェネリックスキルとはどんな能力か(ジェネリックスキルが求められる背景;ジェネリックスキルとはどのような能力か ほか)
第2章 ジェネリックスキルを測るPROGとは(リテラシーとコンピテンシーからなるPROG;リテラシーの構成概念と測定 ほか)
第3章 大学生10万人のジェネリックスキル分析(集計対象者プロフィール;属性別のPROGスコアの特徴)
第4章 ジェネリックスキルからみた学生のタイプ分類(クラスター分析によるジェネリックスキルの7タイプ;属性別のタイプ分布 ほか)
第5章 PROGテストの大学への導入事例(創価大学(2013年PROGセミナー福岡会場での発表から作成)
金沢工業大学(2011年PROGセミナー東京会場での発表から作成) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
3
最近耳目にするPROGが気になり手に取った本。ジェネリックスキルを「リテラシー(知識を活用して問題解決をする力)」と「コンピテンシー(経験を積むことで身に付いた行動特性)」の両面から測定。就職力を高めるために、既に活用中の大学事例も。問題解決力等という能力を測定及び評価するのは困難を極めるだろうが、可視化する試みは評価。ただし、企業秘密で詳細記載なし。他方で、「産業界と教育界をつなぐ」と聞こえは良いが、IQテストが選別や差別に使用された歴史を考えると懸念も覚える。文科省は相変わらずカタカナ英語が好きだな。2021/03/26
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