出版社内容情報
本書は「学び」の意義を自伝形式で描いた名著を読みやすく再編集。また、福澤諭吉を高く評価する脳科学者茂木健一郎氏の解説をつける。
「門閥制度は親の敵で御座る」の言葉でも知られる『福翁自伝』。本書は福澤諭吉の自伝的な一冊である。福澤は、学問と出会い、蘭学を学び、欧米諸国に留学し、西洋精神に目覚め、慶應義塾を創立するに至る。ある年には、「読書にくたびれ眠くなってくれば、机の上につっぷして眠るか、あるいは床の間の床ぶちを枕にして眠るか、ついぞ本当に布団を敷いて夜具を掛けて枕をして寝るなどということは、ただの一度もしたことがない」と語るなど、学問をする喜びが明確に伝わる内容となっている。
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▼福澤の「知への姿勢」は、現代の私たちにとっても非常に学ぶところが多いのではないだろうか。
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▼本書は「『学びの名著』としての『福翁自伝』を、読みやすく現代の読者に提供する」という編集方針の下に原典を抜粋し、読みやすさに配慮した編集を施した。また、巻頭には福澤諭吉を「行動の天才」と高く評価する茂木健一郎氏の解説を付けた。
●解説「情熱を育むもの」 茂木健一郎
●幼少の時
●長崎遊学
●大阪修業
●緒方の塾風
●大阪を去って江戸に行く
●始めてアメリカに渡る
●ヨーロッパ各国に行く
●攘夷論
●再度米国行
●王政維新
●雑記
●一身一家経済の由来
●品行家風
●老余の半生
●参考文献
内容説明
「学びの名著」を読みやすく再編集。茂木健一郎解説。
目次
幼少の時
長崎遊学
大阪修業
緒方の塾風
大阪を去って江戸に行く
初めてアメリカに渡る
ヨーロッパ各国に行く
攘夷論
再度米国行
王政維新
雑記
一身一家経済の由来
品行家風
老余の半生
感想・レビュー
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夜間飛行
hiyu
ドルフィンマン
mikyao2006
ありんこ