内容説明
ロボット技術や人工知能、宇宙エレベーター、お掃除ロボット、ドローン、自動運転などといった話題の先端技術に、高校数学で習うベクトル、微分積分、三角関数などがどう活用されているのかを、基礎となる数式とともに解説していく数学読み物。実生活に数学がどう役に立っているのかが具体的にわかります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
totssan
1
本書にある適用先以外にもおよそあらかたの世界で、高校数学は必須と思われる。それを改めて認識。継ぎ目なく大学以降の応用学へとつながっている。イメージはできていたが、改めて具体例を見せてもらいなるほどとより深く納得がいく。授業でこういう話をすれば良い(著者も力説しているが、習っている内容が一体何に結びつくのか?各学問が繋がっていることや、日常生活もある意味常に数理的に進んでいることなどの紹介が決定的に欠けているとの指摘には身につまされる)。2022/09/24
オリニキ
0
高校数学を使ったロボットの動きやコンピュータ処理などの解説。仕事も数学から縁遠い自分にとっては高校数学とは言え数学的に理解するのは厳しかった。宇宙エレベーター、ラグランジュポイントの章はガンダムのスペースコロニーの例もあってイメージ出来て楽しめた。2024/01/04
竜玄葉潤
0
世の中の仕組みが数学を使わなくて分かるはずないじゃんと思っている私。でも、高校数学ってこんなに高度だっけとも思う。文系側の数学利用もあっても良かったかも。2020/10/06