内容説明
ガーデニングからまちづくりへ。誘う花と緑の活用術。花と緑がまちづくりの推進力となっている先進地域を訪ね、日本の植生や景観文化の素晴らしさを見定め、花と緑を暮らしに活かし、街の魅力を高める術を説く。
目次
1章 世界のガーデンシティを巡る(ニュージーランド・クライストチャーチ―日本原産の植物が活躍する世界一のガーデンシティ;オーストラリア・キャンベラ―樹木の緑と芝生が美しいグリーンシティ ほか)
2章 ガーデンシティをめざす日本の都市(北海道恵庭市―まちづくりを推進するガーデンクラブの充実;千葉県佐倉市―生垣をめぐらせた緑豊かな住宅団地 ほか)
3章 花と緑のまちづくりの進め方(日本がめざすべきガーデンシティとは;心身の健康を充足させるために ほか)
4章 花と緑のまちづくりの実践(統一美と個性美の融合したまちづくり;地域の気候風土に根ざした植栽を ほか)
5章 ガーデンクラブの活動(海外のガーデンクラブの実態;日本のガーデンクラブの育成)
著者等紹介
藤岡作太郎[フジオカサクタロウ]
(社)兵庫みどり公社・花と緑のまちづくり研究所所長。1930年兵庫県生まれ。京都大学農学部農学研究科卒業。兵庫県生活文化部、兵庫県立中央農業技術センター、兵庫県立フラワーセンター所長等を経て現職。景観園芸、花と緑のまちづくりの普及と指導に従事。多数のテレビ・ラジオ番組やカルチャー教室のガーデニング講師としても活躍。2001年第9回松下幸之助花の万博記念賞受賞、05年兵庫まちづくり功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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