内容説明
収益統制×リスクマネジメントの有機的結合。金融機関を取り巻く外部環境やリスクアペタイト・フレームワーク(RAF)の基本概念の解説に加えて、RAFを可能な限り実務レベルにまで落とし込みながら、収益管理と業務分掌、業務計画の精緻化などガバナンス高度化に必要となるアイデアおよび検討事項等を提示。金融機関の企画部門(経営企画、財務企画、主計、営業推進)、リスク管理担当者等、必読の書。
目次
第1章 国内銀行を取り巻く環境
第2章 RAFとは
第3章 業務計画の精緻化
第4章 収益管理と業務分掌
第5章 社内外での啓蒙と議論の活性化
第6章 収益獲得オペレーションと意思決定
第7章 ガバナンス高度化のための要検討事項
第8章 会社統制の近未来
巻末資料 先進的な金融機関のリスクガバナンス態勢
著者等紹介
浜田陽二[ハマダヨウジ]
アビームコンサルティング株式会社、金融・社会インフラビジネスユニット、シニアエキスパート。1989年4月株式会社日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行、融資部門、市場部門、金融法人部門等を歴任し、銀行勘定と特定取引勘定での運用や、資本調達交渉を含めた資産・負債・資本すべてに関する業務を経験。その後銀行設立プロジェクトに参画後、2006年11月にみずほ証券株式会社に入社、財務企画部門にて調達業務や規制対策等を経験し、2014年2月アビームコンサルティング株式会社入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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