内容説明
コミュニティを主体とした協働と資源、人材、お金の地域内循環による環境と社会・経済の一体的な地域再生。
目次
第1章 ブリストルでのパートナーシップによる持続可能な地域づくり(ブリストルにおける地域再生;地域再生の発展の歴史とブリストルでの地域再生活動;ブリストルの四つの地域における地域再生活動;ブリストルの四地域の地域再生活動から学べること)
第2章 英国における地域内資源循環型の持続可能な地域づくり(地域内資源循環と持続可能な地域づくり;個人レベルの持続可能なライフスタイル;食を通じた地域内資源循環の試み;持続可能な社会づくりの実験;自然・文化資源を保全するトラスト活動;地域内資源循環型地域づくりの意義と成功の“鍵”)
第3章 持続可能な地域づくりに向けた政策の変遷とそれを支えた仕組み、手法(ローカルアジェンダ・地域再生からパートナーシップによる地方自治へ;持続可能な地域づくりを担うソーシャルエコノミー;持続可能な地域づくりを支える手法;英国の持続可能な地域づくりを俯瞰して)
第4章 日本におけるパートナーシップとローカリゼーション(日本の持続可能な地域づくりへの道筋;我が国の持続可能な地域づくりの課題;我が国における持続可能な地域づくりに向けて)
著者等紹介
中島恵理[ナカジマエリ]
1972年京都府生まれ、1995年3月京都大学法学部卒業。1995年4月環境庁入庁、水質保全局、企画調整局環境計画課を経て、1999年7月より2001年7月まで英国に留学。2000年ケンブリッジ大学土地経済学科修士課程取得、2001年オックスフォード大学環境変化管理学科修士課程取得。大学において英国やEUの環境法、環境政策、環境経済を学ぶかたわら、持続可能な地域づくりの現地調査のため英国を中心に欧州各国を旅する。2001年8月より環境省地球環境局総務課、2003年7月より経済産業省資源エネルギー庁新エネルギー対策課、2005年7月より環境省水・大気環境局水環境課に在籍。2007年4月より環境省総合環境政策局環境教育推進室・民間活動支援室室長補佐。また、個人的な立場で、我が国における持続可能な地域づくりを支援するため、サスティナブル・コミュニティ研究所理事、里地ネットワークアドバイザー、ローカルジャンクション21理事を務めるとともに、週末の住まいである長野県富士見町で地域通貨、地元学の普及等の持続可能なまちづくりに関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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