QRコードの奇跡―モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ

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QRコードの奇跡―モノづくり集団の発想転換が革新を生んだ

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492534199
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3034

出版社内容情報

トヨタの製造現場から、世界中のスマートフォンへ。日本発で誕生25年になるQRコードのイノベーションの軌跡。

内容説明

トヨタの生産現場、デンソーでの研究開発、ユーザーによる新しい用途開発、そして、世界中のスマートフォンへ。日本発で国際標準になった稀有なイノベーション、50年の記録。

目次

第1章 源流―アナログかんばんから電子かんばんへ(「かんばん」とNDコード;NDコードの開発者 ほか)
第2章 開発―思索から実践へ(QRコードの父;OCRの仕事とNDコードの限界 ほか)
第3章 標準化―国内単一業界から国際多業界へ(デモ機を持って展示会へ;ライバルの二次元コード ほか)
第4章 進化―企業ユーザーだけでなく消費者も(非自動車業界への普及;QRコードを携帯電話で読む―シャープと日本テレコムの事例 ほか)
結章 QRコードを通じて経営を考える―革新の神が宿るところ(これまでのQRコード物語の振り返り;総合芸術としての企業経営 ほか)

著者等紹介

小川進[オガワススム]
神戸大学大学院経営学研究科教授、MITリサーチ・アフィリエイト。1964年兵庫県生まれ。87年神戸大学経営学部卒業、98年マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院にてPh.D.取得。2003年より現職。研究領域は、イノベーション、経営戦略、マーケティング。組織学会高宮賞(2001年)、吉田秀雄賞(2011年、準賞)、高橋亀吉記念賞(2012年、優秀作)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

242
日本にもこんな会社があるんだと勉強になった。あの幾何学的な妙な模様が日本発で国際標準になってるものと知り驚く。こういう開発の苦労だけでなく標準化の苦労も取り上げられてたのが印象的。電子決済もQRでやる時代だし、すごい規格だと思う。でもこの規格もいつかはNRCとかに変わられるのかな?2020/06/14

KAZOO

112
QRコードが、トヨタのかんばん方式から出てきたということを初めて知りました。またこれが世界標準になっていることもです。デンソーという自動車部品をつくる会社の人たちが創ったということのようです。しかも世界標準となったのは特許登録をしなかったことやっ読み取り機械の安さもあったようです。もあるようです。ですのでアリペイやテンセントが採用してっという間に広がったということのようです。今後キャッシュレスでの主な担い手となっていくのでしょうが、セキュリティがどう絡んでくるのかが興味あるところです。2021/07/23

コットン

71
生活の中に溶け込んでいるQRコードの黎明期からの話。最初にさらっと紹介されるバーコードのハード部門の話がまんま産業スパイでドッキリ。QRコードでは切り出しシンボルについて新聞、雑誌、書籍、書類など国内外数千点の情報をデータにして解析し、活字に少ない白黒比に注目するあたりが感心するし、その労力も凄いものだったと思う。標準化に採用されるまでの話も政治的駆け引きがあって面白い。2023/08/27

37
人類はついに、小さな正方形に宇宙を格納するようになったんだ。本書はQRコードの誕生秘話。ぼーっとビルを眺めていてあの形(ファインダパターン)の着想を得たというエピソードが面白い。あえて特許権を行使しない宣言をすることで様々な活用事例が生まれ、そのことがまた普及を後押しするという点も興味深い。BGMは中島みゆきの「地上の星」を推奨します。2023/06/13

kei-zu

37
新聞でQRコードの開発を取り上げた記事を読み、その発祥が工場におけるトヨタ車の部品管理と知る。へーっと思って本書を手に取ったのだが、期待にたがわず面白かった。 バーコードでは管理がしきれなくなった→情報量が多い2次元コードにしよう→どうやって読み取る?、汚れにはどう対処する?→できたけど、どうやって世界標準にする? 立ちふさがる難題に、折々の担当者の努力があった。 他にも、紫外線を利用した複製不能なコードの開発や、電車のホームドアへの対応(窓にコードを表示)など興味深い情報がいっぱい。2021/12/30

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