出版社内容情報
トヨタの製造現場から、世界中のスマートフォンへ。日本発で誕生25年になるQRコードのイノベーションの軌跡。
内容説明
トヨタの生産現場、デンソーでの研究開発、ユーザーによる新しい用途開発、そして、世界中のスマートフォンへ。日本発で国際標準になった稀有なイノベーション、50年の記録。
目次
第1章 源流―アナログかんばんから電子かんばんへ(「かんばん」とNDコード;NDコードの開発者 ほか)
第2章 開発―思索から実践へ(QRコードの父;OCRの仕事とNDコードの限界 ほか)
第3章 標準化―国内単一業界から国際多業界へ(デモ機を持って展示会へ;ライバルの二次元コード ほか)
第4章 進化―企業ユーザーだけでなく消費者も(非自動車業界への普及;QRコードを携帯電話で読む―シャープと日本テレコムの事例 ほか)
結章 QRコードを通じて経営を考える―革新の神が宿るところ(これまでのQRコード物語の振り返り;総合芸術としての企業経営 ほか)
著者等紹介
小川進[オガワススム]
神戸大学大学院経営学研究科教授、MITリサーチ・アフィリエイト。1964年兵庫県生まれ。87年神戸大学経営学部卒業、98年マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院にてPh.D.取得。2003年より現職。研究領域は、イノベーション、経営戦略、マーケティング。組織学会高宮賞(2001年)、吉田秀雄賞(2011年、準賞)、高橋亀吉記念賞(2012年、優秀作)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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