持続可能なまちは小さく、美しい―上勝町の挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784761512453
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0052

内容説明

木の葉をおカネに変える葉っぱビジネス、全国最多の34分別でごみの80%をリサイクル、第3セクターによる地域資源を生かした産業おこし、住民による地域づくり運動会…人口の2倍以上の視察者が世界中から訪れる「1人あたりの視察者が世界でいちばん多い町」、次代を先取りする上勝町が次にめざすのは、世界初の持続可能な地域社会の実現!地方の疲弊を打破する、元気がでるまちづくりの全貌。

目次

1章 構想力―夢は大きな方がいい(小さな町の大きな目標;失われた持続可能性を取り戻す;世界に希望を示したい)
2章 人間力―まちづくりは人づくり(米づくりが農村景観をつくった;食料貿易より食料自給を;バナナがみかんを駆逐した;木の葉っぱを売ろう!;二億六〇〇万円産業に成長;起死回生のまちづくり計画;地域の夢をみんなで描こう;「真善美」と出会う;仕事はないなら自分でつくろう;持続可能な地域社会の基盤は持続可能な農業)
3章 環境力―すべてのごみは資源である(「ごみ処理に税金は使わない」;生ごみの全量を堆肥に;資源持ち込み方式の誕生;ごみを介した助け合いが生まれる;三四分別でごみの八〇%を再資源化;処理対策ではなく発生抑制政策を;エネルギーの回収よりリユース・リサイクル;日本初のゼロ・ウェイスト宣言;ゼロ・ウェイストアカデミーの設立;資源回収法で環境産業革命を起こそう;ゼロ・ウェイストはどこでもできる;資源が世界から押し寄せる;すべての環境問題はごみ問題である)
4章 自然力―森の力を生かす(莚旗を掲げろ!;木材は輸入できても、環境は輸入できない;木材も地産地消;第二の燃料革命を起こす;森林と農地の荒廃を食い止める;みんなの森をみんなで守ろう)
5章 再生力―世界初!持続可能な地域をつくる(住宅政策で人口が増加;交流から定住へ;集落再生;グローバルからローカルへ;持続可能な地域は小さく、美しい)

著者等紹介

笠松和市[カサマツカズイチ]
徳島県上勝町長。1946年徳島県上勝町生まれ。1964年徳島県立農業高等学校園芸科卒業、同年上勝町役場就職、2001年上勝町長に就任、現在2期目。第三セクター(株)いろどりほか3社の代表取締役、1社の取締役を務める。2005年日本で初めて「2000年ごみゼロ(ゼロ・ウェイスト)宣言」をし、現在上勝町では約80%のごみを再資源化している。ゴミ問題、環境問題に関する講演多数

佐藤由美[サトウユミ]
環境ジャーナリスト。1961年山形県酒田市生まれ。エネルギー問題をはじめ環境問題を取材している。1999年「いろどり」の取材で初めて上勝町を訪れ、その後もゼロ・ウェイストや小水力発電などの取材を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoshi Murai

2
読了2015/12/21

坊主丸儲け

1
面白かった。小さい町が大きな国や巨大化しすぎた資本主義経済の流れから抗う姿が美しい。2009/04/12

yakumomutsuki

0
このような取り組みは素直に評価したいが,「いどろり」を真似して上勝町のそれがコモディティ化する可能性があるあたり,どうにも不安を抱く。本書はグローバル化に対して否定的な態度を取るが,あまりにそれを強く主張していた。たとえばかんきつ類(みかん等)を主産業としていたがオレンジなどの安価な輸入品によって駆逐された,しいたけ栽培をはじめたが中国産に駆逐された,等の主張は耳を疑う。「負けた」要因をグローバル化のせいにしちゃうのはあまり格好のいいものではないなと。2014/11/16

まいこ。

0
映画化のことを知って、古い本だけど…と手に取ってみて、泣いてしまった。最近、食育の会議に参加したのだけど、「パン」がえらく否定されるのに自分が抵抗を覚えたのがなんでかわかった。環境を考えるって何なのか、考えなくちゃいけないと感じてるけどまだ自分の中でぼやーんとしてたものがはっきり見えた。 理念の美しさ、強さ、物事の背景への理解の深さ、そして愛。この本こそが美しいと思いました。2012/04/20

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