内容説明
1912年4月15日、処女航海の海に消えた豪華客船タイタニック号。20世紀史上に残る伝説的客船の魅力は今もなお消えず、時と悲劇の記憶を超えて、私たちに夢と憧れを与えつづけている。海に浮かぶ宮殿と謳われた最高の客船で供された、贅を尽くした最高の食事―残されたメニューが伝える夢のような最後の晩餐とはどんなものだったのか?一等から三等まで、オリジナルのメニューをもとに再現された、幻のレシピがいま明かされる。タイタニックの「食」の魅力を、多数の貴重な図版とともに封じ込めた究極の一冊。今宵、あなたの食卓に華麗なタイタニック・ディナーが甦る。
目次
タイタニックの最後の晩餐
タイタニック号の一等ディナーの演出
“リッツ”レストラン
一等の食堂と応接室
二等の食堂
三等の食堂
エピローグ
換算表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
8
贅を尽くしたディナーコースが朝から晩まで運ばれてくる。一等と二等のメニューはほぼ同じもので、三等でも十分な食事に、就寝前にオートミールやキャビンビスケット、チーズにコーヒーが付いた。 デッキの下で、一日2千食を作り、朝6時から夜0時(もっと残業あり)熱気の中で休みなく働いたコックたちがいた。 パン焼き人チャールズ・バシェーズ「より速くて大きな船を造ることはできる。だが、 タイタニックを支えていたのは心配りと努力だ。美しく、素晴らしい船だった」▽図書館2015/03/30
慧
0
★★1/22008/06/28