観音力

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569706160
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「私」にとらわれず自由に生きる観音力の智恵。

観音さまに正しさなどない。ただ状況に応じ、因縁に従い、自由な心そのものとして現れる。いわば最も活溌なあなたこそ観音さまなのだ。

本書は、「観音力」についての著者の講演とエッセイをまとめた本です。たとえば著者は次のように述べます。「彼の観音力を念じて、それが発揮されれば、いろいろと信じられないことが起こって自分の住む世界を変えてくれると、『観音経』には書かれています。観音力というのは、自分の中に眠っている他人との共振力、コミュニケーションをする力ですね。それに何度も呼び掛けるわけです。本来、そういうものが我々の中にはあるわけですから、それが出て来さえすれば、いろいろなことが変わっていく、ということです」(本文より)。観音力とは、相手や状況に応じて最も相応しい姿に変化する力。変化が激しく、その場その場での対応が求められる今日ですが、この「観音力」に気づけば、きっと、どんな困難もふわりと乗り切れることでしょう。


[一]観音力ということ *今ここに大いに応ずる 

[二]ふたたび観音力ということ *いのちは自ずと同期する 

[三]白隠さんの観音力 *やほろずに遊戯する 

[四]慈悲と智慧ということ *観世音と観自在 

[五]観自在ということ *『般若心経』をめぐって 

[六]念彼観音力 *すべては無尽に繋がっている 

内容説明

変化の時代を生きる夢幻の「応化力」。その力に気づけば、どんな困難もふわりと乗り切れる。

目次

1 観音力ということ―今ここに大いに応ずる
2 ふたたび観音力ということ―いのちは自ずと同期する
3 白隠さんの観音力―やほよろづに遊戯する
4 慈悲と智慧ということ―観世音と観自在
5 観自在ということ―『般若心経』をめぐって
6 念波観音力―すべては無尽に繋がっている

著者等紹介

玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県三春町生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。様々な職業を経験した後、1983年、京都・天龍寺専門道場に入門。現在、臨済宗妙心寺派福聚寺住職。2001年、『中陰の花』で第125回芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Paulinho Yamamoto

2
こちらも現役のお坊様によるお話。十一面観音をはじめ、仏教にはヒンドゥー教からコンバートされた神様がいたくさんいらっしゃるんですね。観自在とは世界を自由に様々な角度から観ることができる能力、お経も唱えたくなってきました。2013/06/01

かのこ

2
読後感は胸の閊えが取れた感じ。視野が広くなった気分がします。2012/10/07

メイロング

2
一つのテーマに沿った講演録。相変わらず、万人に勧めやすい玄侑宗久エッセイ。和尚さんの講話であることはもちろん、落語黎明期の姿まで見えてくる。自分を規定してるのは自分だよね。それを取っ払うと、自分も知らなかった自分の面が出てきて驚くことも。それはとても面白かったりする。今まで知らなかった私も私。2010/03/10

マサトク

1
「観音力」テーマが多めの講演録。軽く読める。状況状況に応じて変化していく力、とでも言うべきか。固定した「私」観から離れ、関係性の網の中に時に応じて立ち現れていくものとしての「私」の生き方を追求していくのが仏教かもしれない……というような話。面白い。2013/12/28

ダンゴ☆ルッチ

1
「私」というとらわれがなければ今よりもっと楽になれる。理屈はわかるのですが、なかなか遠い道のりですね♪2012/09/26

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