内容説明
地域生活を支える言語聴覚士は、検査・訓練中心の援助に偏ることなく、家族や環境を含めた「障害をもつ人の人生」に焦点を当て、あたたかく見守ることが重要である。本書では、地域で生活する障害をもつ人に目を向け、地域でコミュニケーション支援を行う言語聴覚士6人が、自らの経験や考え方について、事例を交えながら紹介している。
目次
1 地域で育つ親子を支援する―1歳6カ月・3歳児健診と言語聴覚士の役割
2 ことばの教室の早期からの相談と指導
3 肢体不自由養護学校における取り組み
4 聴覚障害と生きる
5 吃音者の生活―そして言語聴覚士への期待
6 ことばの旅芸人―失語症者を地域で支える
著者等紹介
中川信子[ナカガワノブコ]
子どもの発達支援を考えるSTの会
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