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スクールソーシャルワーク―学校における新たな子ども支援システム

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784761403072
  • NDC分類 371.43
  • Cコード C0037

内容説明

子どもの問題を語るときには、ずっと学校と家庭、地域の連携が重要だといわれてきた。だが、誰が三者の間に介在して実際の連携活動を担うかという具体的な方策は欠いたままである。本書では、スクールソーシャルワークというネットワーキング機能を特質とする方法について論じ、現在欠落している機能を補完するシステムとして導入することを提言しており、子どもたちが安心して過ごすことのできる環境作りへの寄与を目的としている。子どもたちの問題に関心を抱いている人にとっては、必携の書である。

目次

第1章 今日の学校を取り巻く状況
第2章 福祉分野の子ども問題への取り組み
第3章 スクールソーシャルワークに関する意識調査
第4章 調査の結果
第5章 スクールソーシャルワークの実際
第6章 スクールソーシャルワークの公教育における可能性

著者等紹介

山下英三郎[ヤマシタエイザブロウ]
1946年長崎市生まれ。1969年早稲田大学法学部卒業。1985年ユタ大学ソーシャルワーク修士課程卒業。1986‐1998年スクールソーシャルワークの実践活動に携わり、多くの子どもと家族をサポートすると共に、わが国の学校にスクールソーシャルワーク制度の導入を提唱し続ける。現在、日本社会事業大学社会事業研究所助教授、日本スクールソーシャルワーク協会会長、全米スクールソーシャルワーク協会会員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

18
2003年初版。当時の日本においてまだスクールソーシャルワークが浸透していないなかで、どのように学校にソーシャルワークを位置づけていけばいいのか考えることができました。学校への調査もされており、教員のソーシャルワーカーへの認識も知ることができました。また、スクールカウンセラーとの違いも学ぶことができました。学校現場で学校の意向に沿って行動した場合にジレンマが生じることも触れられており、それを実践的に解決していく方向性はこれからの課題だと述べられていました。2016/07/21

コジターレ

4
スクールカウンセリングとスクールソーシャルワークの違いを学ぶために読んだ。何だか読みづらかったのでつまみ読みにしたが、参考にはなった。もう少し読みやすいスクールソーシャルワークの本を探してみようと思う。2016/03/08

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