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目次
第1章 理論編(マーガレット・ニューマンの看護理論とは?;看護理論は目的的なケアを可能にする―典型例:ニューマン理論をがん看護実践に導入する)
第2章 実践編(患者と家族、そしてナースの拓かれた関係性の中で違いを生みだす―ナースは自己のセンターに立ち、患者・家族と向き合う;ナースが自己のパターンを認識すれば、がん患者・家族への見方が変わる―見方が変われば、アセスメントが変わり、ケアも変わる;ナースは、患者・家族のパターンから、そこに映しだされている意味をつかむ―重要なことは、パターンを感じとるナースの感受性;ニューマン理論に導かれた臨床実践の試みから見えてきたこと―部分は全体を映しだしており、全体には部分が宿っている;生きることに意味があるように、死ぬことにも意味がある―生と死のあいだで、繋がっていく家族のパターンの開示)
第3章 プラクシス編(ケアリング・パートナーシップのケアに踏みだす―あの患者・家族の助けになりたいというモチベーションが第一;患者・家族のパターンを表象図に描く―自分のパターンを認識するには、他者の助けがいる;乳がん体験から新しい自分らしさを生き方を獲得したAさんと私のかかわり―典型例:ケアリング・パートナーシップのプロセス;がんとともに生きることに苦悩する患者とのケアリング・パートナーシップ―ナースが自己の価値観を手放し、パートナーシップの関係性にゆだねれば、すべてが拓け、意味が現れる;力になりたいのに、どうしてもパートナーシップが組めない!!!―もっと柔軟性に富むことが必要な自己のパターンへの気づき)
第4章 応用編(禁煙したいがそれができない看護学生と看護教員である支援者とのパートナーシップ―禁煙だけではなく、学習習慣、食習慣、友人関係など学生の生活全体の変容;がんサバイバーと家族による生活習慣立て直し対話の会―生活習慣について語り聴き合うことから、自己のパターンに気づき合う;ナースががんと生活習慣の重要性に気づき、実践に導入する―学びを通して、患者・家族の生活習慣のパターンが見えてくる)
第5章 学習会の勧め(さあ、ニューマン理論に導かれた実践と研究へ踏みだしましょう;おわりにかえて 看護実践に看護理論がなぜ必要か)
著者等紹介
遠藤惠美子[エンドウエミコ]
看護師、保健師、看護教員として勤務した後渡米。ミネソタ大学大学院で修士課程修了。その後マーガレット・ニューマン博士に師事、博士課程修了。博士論文は、シグマ・セタ・タウ・インターナショナルの米国第4ブロックにおける1996年博士論文賞を受賞、また同組織ゼータ地域からは全体論のパラダイムの下での非伝統的方法による看護研究が評価され、ニューマン賞を受賞した。現在武蔵野大学看護学部特任教授。ニューマン理論・研究・実践研究会会長
三次真理[ミツギマリ]
看護師、保健師免許取得後、北里大学病院看護部に入職。看護の喜びを体験する中で実践上の課題に直面し修士課程に進学。ケアリング・パートナーシップの実践を通して看護観・死生観の大転換を体験した。それ以来、ニューマン・プラクシスに魅了され、導かれて今日に至る。宮崎県立看護大学博士後期課程修了。現在武蔵野大学看護学部准教授
宮原知子[ミヤハラトモコ]
看護師免許取得後、神奈川県立がんセンターに入職し現在に至る。北里大学大学院に進学。2008年、がん看護専門看護師の認定を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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