出版社内容情報
NYタイムズベストセラー著者 ダニエル・ピンク
セールスフォース・ドットコムCEO マーク・ベニオフ
パランティア・テクノロジーズCEO アレクサンダー・C・カープ が絶賛!
新渡戸稲造博士の「武士道」の精神を継ぎ、
海外で先行発売された2021年の話題書が
早くも日本上陸!!
武士道の「7つの徳」が
ポストコロナの経営のあり方を
教えてくれる
2020年、新型コロナウイルス感染症の突然にして無差別な蔓延により、世界は激動した。多くの命が奪われ、経済は混乱し、雇用は壊滅状態に陥った。しかし、そうしたあらゆる喪失の一方で、このコロナ禍はまた、私たち人や企業に「いったん立ち止まって振り返る」機会をもたらした。
過去20年間続いてきた「グレート・アクセラレーション」の影響を見つめなおし、今後向かうべき先を冷静に見きわめるきっかけとして、この強制された幕間がどのように機能したのか。本書はこの点を深く掘り下げる。
古くから日本文化の中で尊ばれてきた武士道の精神。西洋ではほとんど取り上げられることがなかったこの価値観を、本書は現代版にアップデート。これを道しるべに、社会の一員として、そしてビジネスリーダーとして、よりサステナブルな意識をもった倫理的で責任ある人間になるために、時代の転換点たる今この状況を活用していく道を明らかにする。
重要なポイントとなるのは、協力の精神と、謙虚さ、そして現実主義。さらには自分を信じる心や、大志、創造力の大切さも見えてくる。特に今、この複雑化し二極化した世界において、正しく営まれた企業は社会に利益をもたらす原動力となり得るのだということを、本書は教えてくれる。
内容説明
武士道の「7つの徳」がポストコロナの経営のあり方を教えてくれる。新渡戸稲造博士の「武士道」の精神を継ぎ、海外で先行発売された話題書。「新しい資本主義実現会議」メンバー櫻田謙悟があるべき資本主義を論じる。
目次
第1章 グレート・アクセラレーション(格差の広がり;武士道の徳目その1:義 ほか)
第2章 強制的な一時停止(パンデミック;武士道の徳目その4:礼 ほか)
第3章 資本主義の再構築(創造的破壊;長期的な視野をもつ ほか)
第4章 BUSHIDOマニフェスト(競争から共創へ;身の回りにある価値と功績を称える ほか)
終章 持続可能な未来に向けたSOMPOのマニフェスト(SOMPOのマニフェスト)
著者等紹介
櫻田謙悟[サクラダケンゴ]
1956年東京都生まれ。1978年早稲田大学商学部卒業、安田火災海上保険(現・損害保険ジャパン)入社。アジア開発銀行勤務、経営統合などの経験を持つ。2010年損害保険ジャパン社長。2012年NKSJホールディングス(現・SOMPOホールディングス)社長就任。2019年4月に経済同友会代表幹事に就任。新しい資本主義実現会議の政府会議民間議員
柴田さとみ[シバタサトミ]
英語・ドイツ語翻訳者。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。